📊 Step 4: スプレッドシートの起動と画面構成
実際に使ってみよう!画面の各部分の名前と役割を理解
📋 このステップで学ぶこと
- ExcelとGoogleスプレッドシートの起動方法
- 画面の各部分の名前と役割
- 新規ファイルの作成方法
- 基本的な画面操作
🚀 1. Googleスプレッドシートの起動方法
準備:Googleアカウントを用意しよう
Googleスプレッドシートは、Googleアカウント(Gmail)があれば誰でも無料で使えます。まだ持っていない方は、まずアカウントを作成しましょう。
- Googleアカウント作成ページにアクセス
- 名前、メールアドレス、パスワードを入力
- 電話番号の確認(任意)
- 利用規約に同意して完了
起動方法①:直接アクセスする(おすすめ!)
最も簡単な方法は、Googleスプレッドシートに直接アクセスすることです。
📝 手順(※横スクロールできます)
sheets.google.com をブラウザのブックマークに登録しておくと、次回からワンクリックでアクセスできて便利です。
起動方法②:Googleドライブから起動する
Googleドライブ経由でも、スプレッドシートを作成できます。他のファイルと一緒に管理したい場合はこちらが便利です。
📝 手順(※横スクロールできます)
Googleドライブは、Googleが提供するオンラインストレージサービスです。スプレッドシート以外にも、文書(Googleドキュメント)、スライド(Googleスライド)、写真、動画など、様々なファイルを保存できます。15GBまで無料で使えます。
起動方法③:スマートフォン・タブレットから起動する
外出先でもスプレッドシートを使いたい場合は、スマホアプリが便利です。
- iPhone/iPad:App Storeで「Google スプレッドシート」を検索してインストール
- Android:Google Playで「Google スプレッドシート」を検索してインストール
スマホでもスプレッドシートは使えますが、画面が小さいため操作しにくいです。このコースを学習する際は、パソコンを使用することを強くおすすめします。
💻 2. Microsoft Excelの起動方法
準備:Excelをインストールしよう
Excelを使うには、パソコンにソフトをインストールする必要があります。Excelは有料ソフトですが、いくつかの購入方法があります。
- Microsoft 365(サブスクリプション):月額1,284円〜。常に最新版が使える
- Office Home & Business(買い切り):約38,000円。一度購入すれば永続的に使える
- 学生・教職員向け:大幅な割引あり(学校によっては無料の場合も)
Excelを購入せずに学習したい場合は、Googleスプレッドシートをおすすめします。このコースで学ぶ基本的な操作や関数は、Googleスプレッドシートでも同じように使えます。
起動方法(Windows)
Windowsパソコンでは、以下の手順でExcelを起動できます。
📝 手順(※横スクロールできます)
起動方法(Mac)
Macでは、以下の手順でExcelを起動できます。
📝 手順(※横スクロールできます)
Excel Online(無料版)という選択肢
Microsoftアカウントがあれば、ブラウザで使えるExcel Onlineを無料で使えます。
- 料金:無料(Microsoftアカウントが必要)
- アクセス方法:office.comにアクセス
- メリット:インストール不要、どのパソコンからでも使える
- デメリット:一部の機能が制限されている、インターネット接続が必要
📺 3. Googleスプレッドシートの画面構成
スプレッドシートを起動したら、画面の各部分の名前と役割を覚えましょう。これを知っておくと、後の学習がスムーズに進みます。
画面全体の構成図
📊 Googleスプレッドシートの画面(※横スクロールできます)
各部分の詳しい説明
ファイル名が表示される場所です。
「無題のスプレッドシート」をクリックすると、ファイル名を変更できます。
星マーク(☆)をクリックすると、お気に入りに登録できます。
全ての機能にアクセスできるメニューです。よく使うメニューを紹介します。
- ファイル:保存、ダウンロード、印刷、共有など
- 編集:元に戻す、コピー、貼り付け、検索など
- 表示:行・列の固定、グリッド線の表示/非表示など
- 挿入:行・列の追加、グラフ、関数の挿入など
- 表示形式:数値、通貨、パーセント、日付の形式設定
- データ:並べ替え、フィルター、入力規則など
よく使う機能がアイコンで並んでいます。クリックするだけで操作できます。
- 印刷、元に戻す、やり直す
- 通貨形式、パーセント形式、小数点の調整
- 太字、斜体、下線の設定
- 文字色、背景色の変更
- 文字の配置(左寄せ、中央、右寄せ)
- リンクの挿入、コメントの追加
選択しているセルの内容が表示される場所です。
- 左側(例:A1):現在選択しているセルのアドレス(セル番地)
- 右側の入力欄:セルに入力されている文字や数式
長い数式を入力するときは、数式バーの方が見やすくて便利です。
A、B、C、D…とアルファベットで列に名前が付いています。
- 列見出しをクリックすると、その列全体を選択できます
- 列見出しの境界線をドラッグすると、列の幅を調整できます
- 列見出しを右クリックすると、列の追加・削除などのメニューが表示されます
1、2、3、4…と数字で行に番号が付いています。
- 行見出しをクリックすると、その行全体を選択できます
- 行見出しの境界線をドラッグすると、行の高さを調整できます
- 行見出しを右クリックすると、行の追加・削除などのメニューが表示されます
データを入力する作業領域です。1つ1つのマス目を「セル」と呼びます。
- セルをクリックすると、そのセルが選択されます(緑の枠が表示)
- 選択したセルに文字や数字を入力できます
- Googleスプレッドシートには約500万セルを入力できます
1つのファイルに複数のシート(ページのようなもの)を作成できます。
- タブをクリックすると、そのシートに切り替わります
- 「+」ボタンで新しいシートを追加できます
- タブを右クリックすると、名前変更、削除、コピーなどができます
- タブをドラッグすると、シートの順番を変更できます
画面右下に表示される情報です。
- 数値を含むセルを複数選択すると、合計・平均・個数などが自動表示されます
- 計算機を使わなくても、選択するだけで簡単な集計ができて便利です
今すぐGoogleスプレッドシートを開いて、上で説明した各部分を実際に見てみましょう。
- タイトルバーをクリックしてファイル名を変更してみる
- いくつかのセルをクリックして、数式バーの表示が変わるのを確認
- 列見出し「A」をクリックして、列全体が選択されるのを確認
- 「+」ボタンで新しいシートを追加してみる
📺 4. Microsoft Excelの画面構成
Excelの画面構成は、Googleスプレッドシートと基本的に同じです。ただし、いくつかの違いがあります。
ExcelとGoogleスプレッドシートの画面の違い
| 項目 | Excel | Googleスプレッドシート |
|---|---|---|
| メニュー形式 | リボン(タブ式メニュー) | メニューバー(従来型) |
| 保存方法 | 手動保存(Ctrl+S)が基本 | 自動保存 |
| シートの最大数 | メモリが許す限り | 200シートまで |
| 行数の上限 | 約104万行 | 約1,000万セルまで |
| 選択セルの色 | 緑色の枠 | 青色の枠 |
Excelの「リボン」について
Excelには、Googleスプレッドシートにはない「リボン」という特徴的なメニューがあります。
リボンは、Excelの画面上部にあるタブ式のメニューです。タブをクリックすると、関連する機能がグループごとに表示されます。
- ホーム:コピー、貼り付け、書式設定など、基本的な操作
- 挿入:グラフ、表、図形、関数などの挿入
- ページレイアウト:印刷設定、余白、向きなど
- 数式:関数の挿入、数式の監査
- データ:並べ替え、フィルター、データ分析
- 校閲:スペルチェック、コメント、シートの保護
- 表示:表示モード、ズーム、ウィンドウの整列
最初は「どこに何があるか分からない」と感じるかもしれませんが、慣れるとGoogleスプレッドシートのメニューバーより効率的に操作できます。機能がアイコンで視覚的に表示されるので、探しやすいという利点もあります。
ExcelとGoogleスプレッドシートの操作は、見た目は少し違いますが、基本的な考え方は同じです。このコースでは、両方で共通して使える操作を中心に解説します。「Excelではこう、Googleスプレッドシートではこう」と迷う必要はありません!
🖱️ 5. 基本的な画面操作
スプレッドシートを使いこなすために、基本的な画面操作を覚えましょう。
① セルの選択方法
セルを選択することは、スプレッドシート操作の基本中の基本です。
📝 セルの選択方法(※横スクロールできます)
② 画面のスクロール方法
データが多くなると、画面に収まりきらなくなります。スクロールして見たい場所に移動しましょう。
📝 スクロールの方法(※横スクロールできます)
③ ズームイン・ズームアウト
画面を拡大・縮小して、見やすい大きさに調整できます。
📝 ズームの方法(※横スクロールできます)
通常は100%で作業します。細かい作業をするときは150%〜200%に拡大、全体を俯瞰したいときは50%〜75%に縮小するとよいでしょう。
④ シートの追加・削除・名前変更
1つのファイルに複数のシートを作成して、データを整理できます。
📝 シートの操作方法(※横スクロールできます)
例えば、売上管理のファイルで以下のようにシートを分けると便利です。
- シート1「売上データ」:日々の売上を入力するシート
- シート2「月別集計」:月ごとの集計結果をまとめるシート
- シート3「グラフ」:売上推移のグラフを表示するシート
- シート4「商品マスタ」:商品情報を管理するシート
💾 6. ファイルの保存と管理
Googleスプレッドシートの保存
Googleスプレッドシートは自動保存なので、保存ボタンを押す必要がありません。
画面上部のタイトルバー付近に「すべての変更をドライブに保存しました」と表示されれば、保存完了です。入力するたびに自動的に保存されるので、保存忘れの心配がありません。
📝 ファイル名を変更する方法(※横スクロールできます)
Microsoft Excelの保存
Excelは手動保存が基本です。こまめに保存する習慣をつけましょう。
Excelで作業中にパソコンがフリーズしたり、停電が起きたりすると、保存していないデータは消えてしまいます。Ctrl + S(Macは Command + S)で定期的に保存する習慣をつけましょう。
📝 Excelの保存方法(※横スクロールできます)
- .xlsx:Excel 2007以降の標準形式(推奨)
- .xls:古いExcel形式(Excel 2003以前)
- .csv:カンマ区切りのテキスト形式(他のソフトとやり取りするとき)
- .pdf:印刷用の形式(編集はできない)
Microsoft 365(サブスクリプション版)を使用し、ファイルをOneDriveに保存すると、自動保存機能が使えます。Googleスプレッドシートと同じように、自動的に保存されるようになります。
🎨 7. 画面表示のカスタマイズ
行・列の固定(見出しを常に表示)
データが多くなると、スクロールしたときに見出し行が見えなくなってしまいます。行・列の固定を使うと、見出しを常に表示したまま、データ部分だけスクロールできます。
📝 行・列を固定する方法(※横スクロールできます)
以下のような表があるとします。1行目が見出し行です。
固定前:下にスクロールすると、「名前」「年齢」「部署」などの見出しが見えなくなる
固定後:スクロールしても見出し行が常に表示され、どの列が何のデータか分かりやすい
グリッド線(枠線)の表示/非表示
セルの境界線(グリッド線)は、表示/非表示を切り替えられます。
📝 グリッド線の切り替え方法(※横スクロールできます)
グリッド線を消すと、見た目がスッキリします。印刷用の資料やプレゼン資料を作るときに、グリッド線を非表示にすることがあります。ただし、通常の作業時は表示しておく方が分かりやすいです。
数式の表示モード
セルに数式が入力されている場合、通常は計算結果が表示されますが、数式そのものを表示するモードに切り替えられます。
📝 数式表示の切り替え方法(※横スクロールできます)
他の人が作ったファイルの数式を確認したいとき、どこに数式が入っているか一目で確認したいときに便利です。エラーの原因を探すときにも役立ちます。
📝 練習問題
Googleスプレッドシートを新規作成し、ファイル名を「練習用ファイル」に変更してください
手順:
- ブラウザで sheets.google.com にアクセス
- 「空白」をクリックして新しいスプレッドシートを作成
- 画面左上の「無題のスプレッドシート」をクリック
- 「練習用ファイル」と入力
- Enterキーを押す(または入力欄の外をクリック)
確認: 左上に「練習用ファイル」と表示されていればOKです。
セルC5をクリックして選択してください。数式バーの左側には何と表示されますか?
答え: 「C5」と表示されます。
解説: 数式バーの左側には、現在選択しているセルのアドレス(セル番地)が表示されます。C列の5行目を選択しているので「C5」と表示されます。
A1からD5までの範囲を選択してください。どのような方法で選択できますか?
答え: 以下の3つの方法があります。
- ドラッグ:A1セルからD5セルまでマウスを押したまま移動
- Shiftキー:A1をクリック → Shiftを押しながらD5をクリック
- セル番地入力:数式バー左側に「A1:D5」と入力してEnter
確認: A1からD5までの20セル(4列×5行)が選択され、背景色が変わっていればOKです。
新しいシートを追加して、名前を「売上データ」に変更してください
手順:
- 画面下部の「+」ボタンをクリック
- 新しいシートタブ(「シート2」)が追加される
- 追加されたシートタブをダブルクリック
- 「売上データ」と入力
- Enterキーを押す
確認: 画面下部のシートタブに「売上データ」と表示されていればOKです。
1行目を固定して、下にスクロールしても見出し行が常に表示されるようにしてください
手順(Googleスプレッドシート):
- 「表示」メニューをクリック
- 「固定」を選択
- 「1行」をクリック
確認: 1行目の下に太い線が表示されます。下にスクロールしても、1行目が画面上部に固定されたまま表示されます。
手順(Excel):
- セルA2を選択(2行目の先頭)
- 「表示」タブをクリック
- 「ウィンドウ枠の固定」→「ウィンドウ枠の固定」を選択
📝 Step 4 のまとめ
- Googleスプレッドシートは sheets.google.com から起動、完全無料
- Excelはアプリを起動、有料だが高機能
- 画面構成:タイトルバー、メニューバー、ツールバー、数式バー、ワークシート、シートタブ
- 数式バーには選択中のセルのアドレスと内容が表示される
- 列見出しはA,B,C…、行見出しは1,2,3…で表示
- シートを使って、1つのファイルに複数の表を整理できる
- Googleスプレッドシートは自動保存、Excelは手動保存(Ctrl+S)
- 行・列の固定で見出しを常に表示できる
次のStep 5では、「セルの選択方法」をさらに詳しく学びます。効率的なセル選択をマスターすると、作業スピードが格段に上がります!
❓ よくある質問
学習メモ
Excel・Googleスプレッドシート完全マスター - Step 4