Step 10:数値の表示形式(通貨・パーセント・日付)

📊 Step 10: 数値の表示形式(通貨・パーセント・日付)

数値を適切な形式で表示して、データをわかりやすく!

📋 このステップで学ぶこと

  • 表示形式とは何か(見た目と実際の値の違い)
  • 通貨形式(円、ドル)の設定方法
  • パーセント表示の設定と注意点
  • 日付・時刻形式のカスタマイズ
  • 小数点以下の桁数と桁区切りカンマの設定
  • 実務でよく使う表示形式のパターン

🎯 1. 表示形式とは?

表示形式の基本概念

表示形式とは、セルに入力されたデータの「見た目」を変える機能です。ここで非常に重要なポイントがあります。

💡 最重要ポイント:実際の値は変わらない!

表示形式を変更しても、セルに保存されている実際の値は変わりません。変わるのは「見た目」だけです。
  • 見た目が「¥1,000」でも、実際の値は「1000」
  • 見た目が「50%」でも、実際の値は「0.5」
  • 計算では、常に「実際の値」が使われる

📝 表示形式の例(※横スクロールできます)

【同じ値「0.5」を異なる表示形式で表示】 ■ 標準形式 表示: 0.5 実際の値: 0.5 ■ パーセント形式 表示: 50% 実際の値: 0.5(変わらない!) ■ 通貨形式 表示: ¥1(小数点以下が四捨五入されて表示) 実際の値: 0.5(変わらない!) ■ 分数形式 表示: 1/2 実際の値: 0.5(変わらない!)

なぜ表示形式が重要なのか?

表示形式を適切に設定することで、データがとても見やすくなります。

👀 見やすさの向上
  • 「1000000」より「1,000,000」
  • 「1000000」より「¥1,000,000」
  • 桁区切りカンマで読み間違いを防ぐ
📊 意味が明確に
  • 「0.5」より「50%」の方が割合だとわかる
  • 「1500」より「¥1,500」の方が金額だとわかる
  • データの性質が一目瞭然

表示形式の変更方法(基本)

表示形式を変更するには、いくつかの方法があります。

📝 変更方法(※横スクロールできます)

【方法1】ツールバーから(最も簡単) ■ Excelの場合 「ホーム」タブ → 「数値」グループにあるドロップダウンメニュー または、各種ボタン(¥、%、,など)をクリック ■ Googleスプレッドシートの場合 ツールバーの「123」アイコン → 形式を選択 または、「¥」「%」ボタンをクリック 【方法2】セルの書式設定ダイアログから(詳細設定向け) ■ Excelの場合 セルを選択 → Ctrl+1(Mac: Command+1) → 「表示形式」タブ → 形式を選択 ■ Googleスプレッドシートの場合 「表示形式」メニュー → 「数値」 または → 「数値」→ 「表示形式の詳細設定」 【方法3】右クリックから セルを右クリック → 「セルの書式設定」(Excelの場合) セルを右クリック → 「数値の書式を変更」(Googleの場合)

💰 2. 通貨形式

通貨形式とは?

通貨形式は、金額を表示するときに使う形式です。通貨記号(¥、$など)と桁区切りカンマが自動的に付きます。

📝 通貨形式の表示例(※横スクロールできます)

【通貨形式に変換した結果】 入力した値 → 表示される見た目 1234567 → ¥1,234,567 1500 → ¥1,500 100 → ¥100 -500 → -¥500 または (¥500) 0 → ¥0 ※ 桁区切りカンマが自動的に付くので、大きな金額も読みやすい!

通貨形式の設定方法

通貨形式を設定する方法を、ExcelとGoogleスプレッドシートそれぞれで説明します。

📝 Excelでの設定方法(※横スクロールできます)

【Excel:通貨形式の設定】 方法1: ショートカットキー(最速!) Ctrl + Shift + 4 ※ 4のキーには「$」が印字されているため覚えやすい ※ 日本語環境では円記号(¥)になる 方法2: ツールバーのボタン 1. セルを選択 2. 「ホーム」タブをクリック 3. 「数値」グループの「¥」ボタンをクリック 方法3: 書式設定ダイアログ(通貨の種類を選びたい場合) 1. セルを選択 2. Ctrl + 1 を押す 3. 「通貨」を選択 4. 「記号」ドロップダウンから通貨を選択(¥、$、€など) 5. 「OK」をクリック

📝 Googleスプレッドシートでの設定方法(※横スクロールできます)

【Googleスプレッドシート:通貨形式の設定】 方法1: ツールバーから 1. セルを選択 2. ツールバーの「123」アイコンをクリック 3. 「通貨」を選択 方法2: メニューから 1. セルを選択 2. 「表示形式」メニュー → 「数値」→ 「通貨」 方法3: 通貨の種類を変更したい場合 1. 「表示形式」メニュー → 「数値」→ 「表示形式の詳細設定」→ 「通貨」 2. 通貨の種類を選択

様々な通貨記号

日本円以外にも、様々な通貨記号を使えます。

通貨 記号 表示例
日本円 ¥ ¥1,234
米ドル $ $1,234
ユーロ €1,234
英ポンド £ £1,234
中国元 ¥ ¥1,234(CNY)

マイナス値の表示パターン

マイナスの金額は、いくつかの表示方法から選べます。会計書類では、カッコ表示がよく使われます。

📝 マイナス値の表示パターン(※横スクロールできます)

【入力値:-500 の場合】 パターン1: -¥500 (マイナス記号 + 黒字) パターン2: (¥500) (カッコ + 黒字)※会計でよく使う パターン3: -¥500 (マイナス記号 + 赤字) パターン4: (¥500) (カッコ + 赤字) 【設定方法(Excel)】 Ctrl + 1 → 「通貨」→ 「負の数の表示形式」から選択
💡 通貨形式 vs 会計表示形式の違い

Excelには「通貨形式」と「会計表示形式」の2種類があります。
  • 通貨形式:通貨記号が数値のすぐ左に付く(¥1,234)
  • 会計表示形式:通貨記号がセルの左端に揃う(¥  1,234)
会計表示形式は、縦に数値を並べたときに金額が揃って見やすくなります。経理や財務の仕事では会計表示形式がよく使われます。

📊 3. パーセント形式

パーセント形式とは?

パーセント形式は、割合や比率を表示するときに使う形式です。ここで重要な注意点があります。

⚠️ 超重要:パーセント形式は値を100倍して表示する!

パーセント形式に変換すると、見た目は100倍されて表示されます。
  • 入力値「0.5」→ 表示「50%」(0.5 × 100 = 50%)
  • 入力値「1」→ 表示「100%」(1 × 100 = 100%)
  • 入力値「0.025」→ 表示「2.5%」(0.025 × 100 = 2.5%)
実際の値は変わりません。見た目だけが100倍されます。

📝 パーセント形式の仕組み(※横スクロールできます)

【パーセント形式の変換】 入力した値 表示される見た目 実際の値(計算に使われる) ───────────────────────────────────────────────── 0.5 50% 0.5(変わらない) 1 100% 1(変わらない) 0.25 25% 0.25(変わらない) 0.025 2.5% 0.025(変わらない) 1.5 150% 1.5(変わらない) 【計算例】 セルA1に「0.5」と入力 → パーセント形式で「50%」と表示 セルB1に「=A1*200」と入力 → 結果は「100」(0.5×200=100) ※ 計算では実際の値「0.5」が使われる

パーセント形式の設定方法

📝 設定方法(※横スクロールできます)

【Excel:パーセント形式の設定】 方法1: ショートカットキー(最速!) Ctrl + Shift + 5 ※ 5のキーには「%」が印字されているため覚えやすい 方法2: ツールバーのボタン 1. セルを選択 2. 「ホーム」タブ → 「%」ボタンをクリック 【Googleスプレッドシート:パーセント形式の設定】 方法1: ツールバーから 1. セルを選択 2. ツールバーの「%」ボタンをクリック 方法2: メニューから 「表示形式」メニュー → 「数値」→ 「パーセント」

よくある間違いと正しい入力方法

パーセント形式で最もよくある間違いを紹介します。

📝 間違いやすいパターン(※横スクロールできます)

【❌ よくある間違い】 間違い1: 「50」と入力してからパーセント形式に変更 結果: 5000% と表示される(50 × 100 = 5000%) 意図: 50% と表示したかった 間違い2: 「50%」と文字列で直接入力 結果: 計算できない(文字列として認識される場合がある) 【✅ 正しい入力方法】 方法1: 小数で入力してからパーセント形式に変更 「0.5」と入力 → パーセント形式に変更 → 「50%」と表示 方法2: 先にセルをパーセント形式にしてから入力 セルをパーセント形式に設定 → 「50」と入力 → 「50%」と表示 ※ この場合、入力した「50」は自動的に「0.5」として保存される 方法3: 数式として入力 「=50%」と入力 → 実際の値は「0.5」、表示は「50%」
📊 実用例:達成率の計算

売上目標の達成率を計算する例を見てみましょう。

📝 達成率の計算例(※横スクロールできます)

【達成率の計算】 A列 B列 C列 +——–+——–+——–+ 1 | 実績 | 目標 | 達成率 | +——–+——–+——–+ 2 | 80 | 100 | =A2/B2 | +——–+——–+——–+ 【手順】 1. A2に「80」、B2に「100」と入力 2. C2に「=A2/B2」と入力(結果: 0.8) 3. C2を選択して、パーセント形式ボタン(%)をクリック 4. C2に「80%」と表示される 【ポイント】 計算結果の「0.8」をパーセント形式にするだけで、 見やすい「80%」という達成率が表示されます!

小数点以下の桁数調整

パーセントの小数点以下の桁数を調整できます。

📝 小数点以下の調整(※横スクロールできます)

【小数点以下の桁数】 元の値: 0.5025 小数点0桁(デフォルト): 50% 小数点1桁: 50.3% 小数点2桁: 50.25% 【設定方法】 ツールバーの以下のボタンを使用: ・「小数点以下の表示桁数を増やす」ボタン(.0 → .00) ・「小数点以下の表示桁数を減らす」ボタン(.00 → .0)

📅 4. 日付形式

日付形式の種類

日付は、様々な形式で表示できます。同じ日付でも、用途に応じて表示を変えられます。

📝 日付形式の種類(※横スクロールできます)

【入力値: 2024/1/15 の場合】 ■ 短い形式(標準) 表示: 2024/1/15 ■ 長い形式 表示: 2024年1月15日 ■ 曜日付き 表示: 2024年1月15日(月) ■ 和暦 表示: 令和6年1月15日 ■ 英語形式(いくつかのパターン) 表示: January 15, 2024 表示: 15-Jan-2024 表示: 01/15/2024 ■ 年月のみ 表示: 2024年1月 表示: 2024/01

日付形式の設定方法

📝 設定方法(※横スクロールできます)

【Excel:日付形式の設定】 1. 日付を入力したセルを選択 2. Ctrl + 1 を押す(セルの書式設定ダイアログを開く) 3. 左側のリストから「日付」を選択 4. 右側のリストから好みの形式を選択 5. 「OK」をクリック 【Googleスプレッドシート:日付形式の設定】 1. 日付を入力したセルを選択 2. 「表示形式」メニュー → 「数値」→ 「日付」 または 「表示形式」→ 「数値」→ 「表示形式の詳細設定」→ 「日付」 3. 形式を選択

時刻形式

時刻も同様に、様々な形式で表示できます。

📝 時刻形式の種類(※横スクロールできます)

【入力値: 13:30 の場合】 ■ 24時間制 表示: 13:30 表示: 13:30:00(秒まで表示) ■ 12時間制(午前/午後) 表示: 1:30 PM 表示: 午後1:30 ■ 日付+時刻の組み合わせ 表示: 2024/1/15 13:30 表示: 2024年1月15日 13:30:00

カスタム日付形式(書式記号)

自分だけのオリジナル日付形式を作ることもできます。「書式記号」を組み合わせて作成します。

📝 書式記号一覧(※横スクロールできます)

【日付の書式記号】 年: yyyy = 4桁の年(2024) yy = 2桁の年(24) 月: m = 月(1, 2… 12)※ 1桁の場合はそのまま mm = 月(01, 02… 12)※ 常に2桁 mmm = 月の英語略称(Jan, Feb… Dec) mmmm = 月の英語フル(January… December) 日: d = 日(1, 2… 31)※ 1桁の場合はそのまま dd = 日(01, 02… 31)※ 常に2桁 曜日: aaa = 曜日の短縮形(月, 火… 日) aaaa = 曜日のフル(月曜日… 日曜日) ddd = 曜日の英語略称(Mon, Tue… Sun) dddd = 曜日の英語フル(Monday… Sunday)

📝 カスタム形式の作成例(※横スクロールできます)

【カスタム日付形式の例】 書式コード → 表示結果(2024年1月15日の場合) ─────────────────────────────────────────────── yyyy/mm/dd → 2024/01/15 yyyy年m月d日 → 2024年1月15日 yyyy-mm-dd → 2024-01-15 m/d (aaa) → 1/15 (月) yyyy年m月 → 2024年1月 m月d日(aaa) → 1月15日(月) 【設定方法(Excel)】 1. Ctrl + 1 でセルの書式設定を開く 2. 「ユーザー定義」を選択 3. 「種類」欄に書式コードを入力 4. 「OK」をクリック
📌 日付の内部的な仕組み(シリアル値)

日付は、内部的には「シリアル値」という数値で保存されています。
  • 1900年1月1日 = 1
  • 1900年1月2日 = 2
  • 2024年1月15日 = 45306(1900年1月1日から数えた日数)
このため、日付同士で計算(引き算で日数を求めるなど)ができます。
⚠️ 日付入力の注意点
  • 「#####」と表示される:列幅が狭すぎます。列幅を広げてください。
  • 日付として認識されない:「2024.1.15」のようにピリオド区切りだと文字列になることがあります。スラッシュ(/)またはハイフン(-)を使いましょう。
  • 年が省略される:「1/15」と入力すると今年の日付として認識されます。

🔢 5. 数値形式の詳細設定

桁区切りカンマ

大きな数値は、桁区切りカンマを付けると読みやすくなります。

📝 桁区切りの設定(※横スクロールできます)

【桁区切りカンマの効果】 入力値: 1234567 桁区切りなし: 1234567(読みにくい…) 桁区切りあり: 1,234,567(読みやすい!) 【設定方法】 ■ Excelの場合 「ホーム」タブ → 「桁区切りスタイル」ボタン(,アイコン)をクリック ■ Googleスプレッドシートの場合 ツールバーの「123」アイコン → 「数値」を選択 ※ 数値形式を選ぶと自動的に桁区切りが付く

小数点以下の桁数

小数点以下の表示桁数を調整できます。ここでも重要なのは、実際の値は変わらないということです。

📝 小数点以下の桁数調整(※横スクロールできます)

【小数点以下の桁数を変更】 元の値(実際の値): 123.456789 表示桁数0桁: 123 表示桁数1桁: 123.5 表示桁数2桁: 123.46 表示桁数3桁: 123.457 【重要なポイント】 表示が「123」になっても、実際の値は「123.456789」のまま! 計算では元の値(123.456789)が使われます。 【設定方法】 ツールバーの以下のボタンを使用: ・「小数点以下の表示桁数を増やす」ボタン ・「小数点以下の表示桁数を減らす」ボタン

先頭のゼロを表示(0埋め)

郵便番号や会員番号など、先頭にゼロを付けて桁数を揃えたい場合があります。

📝 先頭にゼロを付ける方法(※横スクロールできます)

【例:5桁で表示したい場合】 入力値 → 通常表示 → 5桁表示(0埋め) 123 → 123 → 00123 1 → 1 → 00001 45678 → 45678 → 45678 【設定方法(Excel)】 1. Ctrl + 1 でセルの書式設定を開く 2. 「ユーザー定義」を選択 3. 「種類」欄に「00000」と入力(表示したい桁数分の0) 4. 「OK」をクリック 【郵便番号の例】 書式コード: 000-0000 入力: 1234567 → 表示: 123-4567 【電話番号の例】 書式コード: 000-0000-0000 入力: 9012345678 → 表示: 090-1234-5678
💡 文字列として入力する方法もある

先頭のゼロを保持するもう一つの方法は、アポストロフィ(’)を最初に付けて入力することです。
  • 「’00123」と入力 → 文字列「00123」として保存される
  • ただし、この方法だと計算には使えなくなる
計算が必要な場合は表示形式を使い、単なる番号(郵便番号など)なら文字列として入力する方が簡単です。

📋 6. 実務でよく使う表示形式一覧

実務でよく使う表示形式の書式コードをまとめました。Excelの「ユーザー定義」で使用できます。

用途 書式コード 入力例 → 表示
通貨(円) ¥#,##0 1234 → ¥1,234
通貨(小数2桁) ¥#,##0.00 1234.5 → ¥1,234.50
パーセント 0% 0.5 → 50%
パーセント(小数1桁) 0.0% 0.505 → 50.5%
日付(年月日) yyyy/mm/dd → 2024/01/15
日付(日本語) yyyy年m月d日 → 2024年1月15日
郵便番号 000-0000 1234567 → 123-4567
電話番号 000-0000-0000 → 090-1234-5678
千単位表示 #,##0, 1234567 → 1,235
時刻(24時間) h:mm → 13:30
💡 書式コードの読み方
  • #:その桁に数値があれば表示、なければ何も表示しない
  • 0:その桁に数値があれば表示、なければ0を表示
  • ,:桁区切りカンマを表示
  • 末尾の,:千単位で表示(カンマ1つで千、2つで百万)

📝 練習問題

練習 1
初級

A1に「1500」と入力し、通貨形式(円記号、桁区切り)で表示してください

手順:

  1. A1に「1500」と入力してEnter
  2. A1を選択
  3. ツールバーの「通貨表示形式」ボタン(¥アイコン)をクリック

確認: A1に「¥1,500」と表示されればOKです。

別の方法: Ctrl + Shift + 4 でもOKです。

練習 2
初級

B1に「0.75」と入力し、パーセント形式で表示してください

手順:

  1. B1に「0.75」と入力してEnter
  2. B1を選択
  3. ツールバーの「%」ボタンをクリック

確認: B1に「75%」と表示されればOKです。

別の方法: Ctrl + Shift + 5 でもOKです。

練習 3
中級

C1に「2024/1/15」と入力し、「2024年1月15日」という形式で表示してください

手順:

  1. C1に「2024/1/15」と入力してEnter
  2. C1を選択
  3. Ctrl + 1 を押す(セルの書式設定ダイアログを開く)
  4. 左側のリストから「日付」を選択
  5. 「2024年1月15日」の形式を選択
  6. 「OK」をクリック

確認: C1に「2024年1月15日」と表示されればOKです。

練習 4
中級

達成率を計算してパーセント形式で表示してください(実績: 85、目標: 100)

手順:

  1. A1に「85」と入力(実績)
  2. B1に「100」と入力(目標)
  3. C1に「=A1/B1」と入力してEnter(結果: 0.85と表示)
  4. C1を選択
  5. 「%」ボタンをクリック

確認: C1に「85%」と表示されればOKです。

ポイント: 割り算の結果(0.85)をパーセント形式にするだけで、見やすい達成率になります。

練習 5
上級

D1に「123.456789」と入力し、小数点以下2桁で表示してください

手順:

  1. D1に「123.456789」と入力してEnter
  2. D1を選択
  3. ツールバーの「小数点以下の表示桁数を減らす」ボタンを何度かクリック
  4. 小数点以下が2桁になるまで調整

確認: D1に「123.46」と表示されればOKです。

重要: 表示は「123.46」ですが、実際の値は「123.456789」のままです。数式バーで確認できます。

練習 6
上級

売上表を作成し、適切な表示形式を設定してください

以下のデータを入力し、B列とD列に通貨形式を設定してください。

📝 作成する表(※横スクロールできます)

A1: 商品名, B1: 単価, C1: 数量, D1: 売上 A2: りんご, B2: 100, C2: 50 A3: みかん, B3: 80, C3: 30 D2とD3には売上を計算する数式を入力

手順:

  1. A1〜D1に見出しを入力
  2. A2〜C3にデータを入力
  3. D2に「=B2*C2」と入力してEnter
  4. D3に「=B3*C3」と入力してEnter
  5. B2:B3を範囲選択 → 「¥」ボタンをクリック
  6. D2:D3を範囲選択 → 「¥」ボタンをクリック

確認:

  • B2: ¥100, B3: ¥80
  • D2: ¥5,000(100×50)
  • D3: ¥2,400(80×30)

📝 Step 10 のまとめ

✅ このステップで学んだこと
  • 表示形式は見た目を変えるだけで、実際の値は変わらない
  • 通貨形式で金額を見やすく表示(¥1,234)
  • パーセント形式は値を100倍して表示する(0.5 → 50%)
  • 日付形式で日付を様々な形式で表示できる
  • 桁区切りカンマで大きな数を読みやすく(1234567 → 1,234,567)
  • 小数点の桁数を調整して必要な精度で表示できる
  • ユーザー定義で郵便番号や電話番号などの独自形式も作成可能
  • 適切な表示形式を使うことで、データが格段に見やすくなる
🎯 次のステップの予告

次のStep 11では、「列幅・行高の調整」を学びます。データに合わせてセルのサイズを調整する方法をマスターしましょう!

❓ よくある質問

Q1: パーセント形式にしたら「5000%」になってしまいました
「50」と入力してからパーセント形式にすると、5000%になります。パーセント形式は値を100倍して表示するため、50×100=5000%となります。正しくは「0.5」と入力してからパーセント形式にするか、先にセルをパーセント形式に設定してから「50」と入力してください。
Q2: 小数点以下を削除したのに、計算結果がおかしいです
表示形式は見た目だけで、実際の値は変わりません。「123.456」が「123」と表示されても、計算では「123.456」が使われます。値自体を変更したい場合は、ROUND関数を使って四捨五入する必要があります(STEP 38で学習します)。
Q3: 日付を入力したのに「#####」と表示されます
列幅が狭すぎます。列の境界線をダブルクリックして自動調整するか、ドラッグして広げてください。日付は意外と表示幅を取るため、デフォルトの列幅では入りきらないことがあります。
Q4: 通貨形式を適用したら、小数点以下が表示されなくなりました
通貨形式のデフォルトは小数点なしです。小数点以下を表示したい場合は、「小数点以下の表示桁数を増やす」ボタンを使うか、書式設定で「¥#,##0.00」のような形式を指定してください。
Q5: 「2024/1/15」と入力したのに「1月15日」と表示されます
セルに既に日付形式が設定されている可能性があります。Ctrl + 1 でセルの書式設定を開き、日付形式を「2024/1/15」のような年を含む形式に変更してください。または、表示形式を「標準」に戻してから再度入力することもできます。
Q6: 郵便番号「0001234」と入力したいのに「1234」になってしまいます
先頭のゼロは数値として入力すると消えてしまいます。2つの方法があります:
  • 方法1:セルの書式設定で「ユーザー定義」→「0000000」と設定してから入力
  • 方法2:「’0001234」のようにアポストロフィを付けて文字列として入力
郵便番号のように計算しない番号は、方法2の方が簡単です。
📝

学習メモ

Excel・Googleスプレッドシート完全マスター - Step 10

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