STEP 5:データソースへの接続

📊 STEP 5: データソースへの接続

Excel、CSV、Googleスプレッドシート、データベースなど、あらゆるデータと接続しよう!

📋 このステップで学ぶこと

  • Tableauが接続できるデータソースの種類
  • ローカルファイル(Excel、CSV、テキストファイル)への接続方法
  • Googleスプレッドシートへの接続方法
  • データベース接続の基礎知識
  • データプレビューと確認方法
  • データソースの切り替えと管理

前提: STEP 3でTableau Publicをインストール済み

🔌 1. データソースとは?

まずは「データソース」の意味を理解しよう

データソース(Data Source)とは、文字通り「データの源(みなもと)」のことです。Tableauで分析するデータがどこにあるのか、その「置き場所」を指します。

🏠 身近な例で考えてみよう

料理をするときを想像してください。

【材料の置き場所】
・冷蔵庫の中 → 野菜、肉、牛乳
・棚の中 → 調味料、缶詰
・買い物袋 → 今日買ってきたもの

料理を作るには、まず材料がどこにあるかを知る必要がありますよね。
データ分析も同じです。分析を始める前に「データがどこにあるか」を指定する必要があります。これが「データソースへの接続」です。

データソースの種類

Tableauは100種類以上のデータソースに接続できます。主なものを見てみましょう。

📂 よく使うデータソース一覧
カテゴリ データソース 特徴
📁 ファイル Excel(.xlsx)
CSV(.csv)
テキストファイル
パソコンに保存されたファイル
初心者におすすめ!
☁️ クラウド Googleスプレッドシート
Google Analytics
インターネット上のデータ
リアルタイム更新可能
🗄️ データベース MySQL
PostgreSQL
SQL Server
企業の大規模データ
上級者向け
💡 初心者はファイル接続から始めよう

このコースでは、まずExcelCSVGoogleスプレッドシートへの接続を学びます。これらをマスターすれば、ほとんどの学習や個人プロジェクトに対応できます。データベース接続は、実務で必要になったときに学べば大丈夫です。

⚠️ Tableau Public vs Tableau Desktop の違い

このコースで使うTableau Public(無料版)では、一部のデータソースに接続できません。

✅ 接続できる ❌ 接続できない
・Excel(.xlsx)
・CSV / テキストファイル
・Googleスプレッドシート
・JSON
・PDFファイル
・MySQL
・PostgreSQL
・SQL Server
・Oracle
・その他企業向けDB

ご安心ください:学習には全く問題ありません。企業向けデータベースに接続したい場合は、Tableau Desktop(有料版)が必要です。

📗 2. Excelファイルへの接続

なぜExcelから始めるのか?

Excelは最も身近なデータソースです。多くの人がすでにExcelを使っているので、手元にデータがあればすぐに練習できます。

✅ Excelファイルのメリット
  • データ型が保持される:日付は日付、数値は数値としてTableauが認識
  • 複数シート対応:1つのファイルに複数のデータシートを格納できる
  • 多くの人が使える:Excelは広く普及しているため、データ共有が簡単
  • 編集が簡単:データの修正や追加がすぐにできる

【準備】サンプルExcelファイルを作成しよう

まず、練習用のExcelファイルを作成します。以下の手順に従ってください。

📝 ステップ1:Excelを開く

Microsoft Excelを起動して、新しいブック(空白のファイル)を開きます。

💡 Excelがない場合:Googleスプレッドシートで作成し、「ファイル」→「ダウンロード」→「Microsoft Excel(.xlsx)」でダウンロードできます。

📝 ステップ2:以下のデータを入力する

A1セルから順番に、以下のデータを入力してください。1行目は見出し(ヘッダー)です。

日付 地域 商品 売上 数量
2024/1/15 東京 ノートPC 120000 2
2024/1/16 大阪 タブレット 45000 3
2024/1/17 東京 スマホ 80000 4
2024/1/18 福岡 ノートPC 180000 3
2024/1/19 大阪 スマホ 60000 3
2024/1/20 東京 タブレット 30000 2
📝 ステップ3:ファイルを保存する
  1. 「ファイル」メニューをクリック
  2. 「名前を付けて保存」を選択
  3. ファイル名を「sales_data.xlsx」にする
  4. 保存場所は「デスクトップ」か「ドキュメント」フォルダがおすすめ
  5. 「保存」ボタンをクリック
💡 入力のコツ
  • 日付の入力:「2024/1/15」のように入力すると、自動的に日付として認識されます
  • 数値の入力:「120000」のように数字だけ入力します(カンマや円マークは不要)
  • 見出しは必須:1行目の見出し(日付、地域、商品…)は必ず入力してください。Tableauがフィールド名として使います

【実践】TableauからExcelに接続しよう

サンプルファイルができたら、いよいよTableauから接続してみましょう。

🔌 接続手順 – STEP 1:Tableau Publicを起動

Tableau Publicを起動すると、スタート画面が表示されます。

左側に「Connect(接続)」というセクションがあります。ここからデータソースを選択します。

🔌 接続手順 – STEP 2:Excelを選択

「Connect」セクションの「To a File(ファイルに接続)」の中から、「Microsoft Excel」をクリックします。

ファイル選択ダイアログが開きます。

🔌 接続手順 – STEP 3:ファイルを選択
  1. 先ほど保存した「sales_data.xlsx」を探す
  2. ファイルをクリックして選択
  3. 開く」ボタンをクリック
🔌 接続手順 – STEP 4:データソースページが表示される

接続に成功すると、データソースページが表示されます。これで接続完了です!

画面下部に、入力したデータ(6行×5列)がプレビュー表示されていれば成功です。

✅ 接続成功の確認ポイント
  • 左側「Connections」:「sales_data.xlsx」と表示されている
  • 左側「Sheets」:「Sheet1」と表示されている(Excelのシート名)
  • 画面下部:データのプレビューが表示されている(日付、地域、商品…)
  • エラーがない:赤い警告メッセージが出ていない

📄 3. CSVファイルへの接続

CSVファイルとは?

CSV(Comma-Separated Values)は、データをカンマ(,)で区切って保存するシンプルなファイル形式です。

📝 CSVファイルの中身はこんな感じ
日付,カテゴリ,商品名,価格 2024-01-15,電子機器,ノートPC,60000 2024-01-16,電子機器,タブレット,15000 2024-01-17,電子機器,スマホ,20000

見ての通り、カンマで区切られただけのシンプルなテキストデータです。メモ帳でも開けます。

📊 ExcelとCSVの違い
項目 Excel(.xlsx) CSV(.csv)
複数シート ✅ 対応 ❌ 1シートのみ
データ型 ✅ 保持される ⚠️ テキストとして保存
ファイルサイズ 大きめ ✅ 軽量
互換性 Excel必要 ✅ どのソフトでも開ける

どちらを使うべき?通常はExcelがおすすめ。CSVは、他のシステムからデータを受け取るときに使います。

【準備】サンプルCSVファイルを作成しよう

CSVファイルは、メモ帳(テキストエディタ)で簡単に作成できます。

📝 ステップ1:メモ帳を開く

Windowsの場合:スタートメニューで「メモ帳」と検索して起動

Macの場合:「テキストエディット」を起動(「フォーマット」→「標準テキストにする」を選択)

📝 ステップ2:以下の内容をコピー&ペースト
日付,カテゴリ,商品名,価格 2024-01-15,電子機器,ノートPC,60000 2024-01-16,電子機器,タブレット,15000 2024-01-17,電子機器,スマホ,20000 2024-01-18,家電,冷蔵庫,80000 2024-01-19,家電,洗濯機,50000

注意:1行目は見出し(ヘッダー)です。カンマの前後にスペースを入れないでください。

📝 ステップ3:CSVファイルとして保存
  1. 「ファイル」→「名前を付けて保存」を選択
  2. ファイル名を「product_list.csv」にする
  3. 「ファイルの種類」を「すべてのファイル」に変更
  4. 「文字コード(エンコード)」を「UTF-8」に変更
    (これが重要!日本語の文字化けを防ぎます)
  5. 「保存」ボタンをクリック
⚠️ CSVファイルの文字化け問題

日本語が含まれるCSVファイルは、文字コードの設定によって文字化けすることがあります。

解決策:

  • 保存時に「UTF-8」を選択する
  • どうしても文字化けする場合は、ExcelでCSVを開いて「.xlsx」形式で保存し直す

【実践】TableauからCSVに接続しよう

CSVファイルへの接続方法は、Excelとほぼ同じです。

🔌 接続手順
  1. Tableau Publicのスタート画面を開く
  2. 「Connect」→「To a File」から「Text file」をクリック
    (CSVはテキストファイルの一種です)
  3. 「product_list.csv」を選択して「開く」
  4. データソースページが表示されれば成功!
💡 なぜ「Text file」なのか?

CSVファイルは、技術的には「テキストファイル」の一種です。中身はただのテキスト(文字)で、カンマで区切られているだけ。だから「Text file」から接続します。TSV(タブ区切り)やTXT(テキストファイル)も同じ方法で接続できます。

☁️ 4. Googleスプレッドシートへの接続

Googleスプレッドシートのメリット

Googleスプレッドシートは、ブラウザで使える無料の表計算ソフトです。Excelと似たような機能を持っています。

✅ Googleスプレッドシートの良いところ
メリット 説明
🌐 どこからでもアクセス インターネットがあれば、どのパソコンからでも編集可能
👥 複数人で同時編集 チームでリアルタイムにデータを編集できる
💾 自動保存 入力するたびに自動で保存されるので、データを失わない
💰 完全無料 Googleアカウントがあれば誰でも使える

【準備】サンプルスプレッドシートを作成しよう

📝 ステップ1:Googleスプレッドシートを開く
  1. ブラウザで https://sheets.google.com にアクセス
  2. Googleアカウントでログイン(持っていない場合は無料で作成できます)
  3. 空白」をクリックして新しいスプレッドシートを作成
📝 ステップ2:以下のデータを入力
売上目標 実績 達成率
1月 1000000 950000 95%
2月 1200000 1250000 104%
3月 1100000 1050000 95%
4月 1300000 1400000 108%
📝 ステップ3:ファイル名をつける

左上の「無題のスプレッドシート」をクリックして、「月次目標実績」と入力します。

入力すると自動的に保存されます。

⚠️ ステップ4:共有設定を変更(重要!)

Tableauから接続するには、スプレッドシートを「リンクを知っている人なら誰でも見られる」設定にする必要があります。

  1. 右上の「共有」ボタンをクリック
  2. 「一般的なアクセス」の下にある「制限付き」をクリック
  3. リンクを知っている全員」に変更
  4. 完了」ボタンをクリック

【実践】TableauからGoogleスプレッドシートに接続しよう

🔌 接続手順 – STEP 1:Google Sheetsを選択
  1. Tableau Publicのスタート画面を開く
  2. 「Connect」→「To a Server」から「Google Sheets」をクリック
    (見つからない場合は「More…」をクリックして探す)
🔌 接続手順 – STEP 2:Googleアカウントでサインイン
  1. ブラウザが自動的に開く
  2. Googleアカウントのメールアドレスを入力して「次へ」
  3. パスワードを入力して「次へ」
  4. 「TableauがGoogleアカウントへのアクセスをリクエストしています」という画面が表示される
  5. 許可」をクリック
🔌 接続手順 – STEP 3:スプレッドシートを選択
  1. Tableauに戻ると、利用可能なスプレッドシートの一覧が表示される
  2. 月次目標実績」を見つけてクリック
  3. 接続」ボタンをクリック
  4. データソースページが表示されれば成功!
❓ 接続できない場合のチェックリスト
  • スプレッドシートの共有設定が「リンクを知っている全員」になっているか確認
  • Googleアカウントで正しくサインインできているか確認
  • インターネット接続が安定しているか確認
  • Tableau Publicを再起動してみる

🗄️ 5. データベース接続の基礎(参考)

データベースとは?

データベースは、大量のデータを効率的に保存・管理するためのシステムです。企業では顧客情報や売上データなど、膨大なデータをデータベースで管理しています。

💡 初心者はスキップしてOK

データベース接続は上級者向けの内容です。Tableau Publicでは多くのデータベースに接続できないため、このセクションは「こんなものがある」という参考程度にとどめてください。実務で必要になったときに、改めて学習すれば大丈夫です。

🗄️ よく使われるデータベース
データベース名 特徴
MySQL 無料で人気が高い。Webサービスでよく使われる
PostgreSQL 高機能な無料データベース。大規模システム向け
SQL Server Microsoft製。Windows環境との相性が良い
Google BigQuery Googleのクラウドサービス。超大規模データ向け
📋 データベース接続に必要な情報

データベースに接続するには、以下の情報が必要です(通常はシステム管理者から教えてもらいます)。

情報
サーバー名 localhost / db.example.com
ポート番号 3306(MySQL)/ 5432(PostgreSQL)
データベース名 sales_database
ユーザー名 admin / tableauuser
パスワード ********

🔍 6. データプレビューと確認

データソースページの見方

データに接続すると、データソースページが表示されます。ここはデータを確認・調整するための画面です。

📊 データソースページの構成
場所 表示内容
左側上部 Connections:接続済みのデータソース(ファイル名)
左側下部 Sheets:利用可能なシート(Excel)やテーブル
中央上部 キャンバス:シートをドラッグ&ドロップする場所
画面下部 データプレビュー:データの最初の1000行が表示される

データ型の確認と変更

データ型とは、そのフィールド(列)がどんな種類のデータかを表すものです。データ型が正しくないと、グラフが正しく作成できません。

🔤 データ型の種類とアイコン
アイコン データ型
Abc 文字列(String) 東京、大阪、ノートPC
# 数値(Number) 120000、45000、3
📅 日付(Date) 2024/1/15、2024-01-15
📅⏰ 日付時刻(Date & Time) 2024/1/15 10:30:00
T/F ブール値(True/False) はい/いいえ、True/False
🌐 地理情報(Geographic) 都道府県名、国名、緯度経度
🔧 データ型を変更する方法

データ型が間違っている場合(例:売上が「Abc」になっている)、以下の手順で修正できます。

  1. データプレビューで、修正したいフィールドのヘッダー部分にあるアイコンをクリック
  2. ドロップダウンメニューが表示される
  3. 正しいデータ型を選択(例:「Number (decimal)」を選択)
  4. アイコンが変わり、データ型が変更される
⚠️ データ型が間違っていると起こる問題
間違ったデータ型 起こる問題
売上が「Abc」(文字列) 合計や平均が計算できない
日付が「Abc」(文字列) 時系列グラフが作れない
地域が認識されない 地図グラフが作れない

ポイント:データに接続したら、まずデータ型が正しいかを確認しましょう!

フィールド名の変更

フィールド名(列の見出し)がわかりにくい場合は、変更することができます。

📝 フィールド名を変更する方法
  1. データプレビューで、変更したいフィールドのヘッダーをダブルクリック
  2. フィールド名が編集可能になる
  3. 新しい名前を入力してEnterキーを押す

例:「col1」→「売上金額」に変更

🔄 7. データソースの管理

複数のデータソースを使う

1つのワークブック(Tableauファイル)で、複数のデータソースを使うことができます。

➕ 新しいデータソースを追加する方法
  1. メニューバーから「Data」→「New Data Source」をクリック
  2. 新しいデータソースを選択(Excel、CSV、Google Sheetsなど)
  3. ファイルを選択して接続
  4. データペインに、複数のデータソースが表示される
🔀 データソースを切り替える方法
  1. 画面左側のデータペインを見る
  2. データソース名の横にある▼(矢印)をクリック
  3. 使いたいデータソースを選択
  4. データペインの表示が切り替わる

データを更新する

元のデータ(ExcelやGoogleスプレッドシート)を変更した場合、Tableauで更新する必要があります。

🔄 データ更新の手順
  1. 元のファイル(Excel等)でデータを変更して保存
  2. Tableauに戻る
  3. メニューバーから「Data」→ データソース名 →「Refresh」をクリック
  4. データが最新の状態に更新される

注意:自動更新ではないので、データを変更したら必ず手動で「Refresh」してください。

🗑️ データソースを削除(閉じる)方法
  1. メニューバーから「Data」をクリック
  2. 削除したいデータソース名を選択
  3. Close」(閉じる)をクリック
  4. 確認メッセージが表示されたら「Close」をクリック

⚠️ 注意:データソースを閉じると、そのデータを使ったシートも使えなくなります。

📝 STEP 5 のまとめ

✅ このステップで学んだこと
  • データソースとは、Tableauで分析するデータの「置き場所」のこと
  • Tableauは100種類以上のデータソースに接続できる
  • Excelファイル:「Microsoft Excel」から接続(初心者におすすめ)
  • CSVファイル:「Text file」から接続(文字コードに注意)
  • Googleスプレッドシート:「Google Sheets」から接続(共有設定が必要)
  • データベース:上級者向け。Tableau Publicでは制限あり
  • データ型の確認:必ず確認して、必要なら修正する
  • 複数データソース:1つのワークブックで複数使用可能
💡 最重要ポイント

データ分析の第一歩は、正しくデータに接続することです。接続したら必ずデータ型を確認しましょう。次のステップでは、Tableauの「ディメンション」と「メジャー」という重要な概念を学びます。

🎯 次のステップの準備

次のSTEP 6では、「ディメンションとメジャーの理解」を学びます。これはTableauを使う上で最も重要な概念の一つです。今回作成したサンプルデータを使って学習を続けましょう!

📝 理解度チェック

問題 1 基礎

Tableauで接続できるデータソースを3つ挙げてください。

【解答例】
  • Excel(.xlsx)
  • CSV(.csv)
  • Googleスプレッドシート

他にも、JSON、PDF、MySQL、PostgreSQL、SQL Server、Google BigQueryなど、100種類以上のデータソースに接続可能です。

問題 2 基礎

ExcelファイルとCSVファイルの違いを2つ説明してください。

【解答例】
  1. 複数シート:Excelは複数シートを含められるが、CSVは1シートのみ
  2. データ型:Excelはデータ型が保持されるが、CSVはすべてテキストとして保存される

他にも「ファイルサイズ(CSVの方が軽量)」「互換性(CSVはどのソフトでも開ける)」なども正解です。

問題 3 応用

Googleスプレッドシートに接続する前に必要な設定は何ですか?なぜその設定が必要ですか?

【解答】

必要な設定:共有設定を「リンクを知っている全員」に変更する

理由:デフォルトでは、Googleスプレッドシートは「制限付き」(自分だけがアクセス可能)に設定されています。Tableauがスプレッドシートにアクセスするためには、外部からのアクセスを許可する必要があるため、「リンクを知っている全員」に設定を変更します。

問題 4 応用

データ型が正しくないと、どのような問題が起こりますか?具体例を1つ挙げて説明してください。

【解答例】

問題:「売上」フィールドが文字列(Abc)として認識されている場合

起こること:売上の合計や平均を計算できません。グラフを作成しようとしても、正しく表示されません。

解決策:データソースページで「売上」フィールドのアイコンをクリックし、「Number(decimal)」に変更します。

🎯 実践演習

演習 1 基礎

このステップで作成した「sales_data.xlsx」をTableauに接続し、データプレビューで以下を確認してください。
・すべてのフィールド名が正しく表示されているか
・各フィールドのデータ型は正しいか

【確認ポイント】
  • 日付:📅(日付型)になっているか
  • 地域:Abc(文字列)になっているか
  • 商品:Abc(文字列)になっているか
  • 売上:#(数値型)になっているか
  • 数量:#(数値型)になっているか

もしデータ型が違っていたら、アイコンをクリックして正しい型に変更してください。

演習 2 応用

Googleスプレッドシートに自分だけのオリジナルデータを入力し、Tableauから接続してください。データの内容は自由です(例:趣味の記録、お小遣い帳、読書リストなど)。

【手順】
  1. Googleスプレッドシートで新規作成
  2. オリジナルデータを入力(1行目は必ず見出し)
  3. ファイル名をつける
  4. 共有設定を「リンクを知っている全員」に変更
  5. Tableau Publicで「Google Sheets」から接続
  6. 作成したスプレッドシートを選択

ポイント:自分が興味のあるデータを使うと、学習がより楽しくなります!

演習 3 発展

1つのワークブックで、ExcelファイルとGoogleスプレッドシートの両方に接続してください。そして、データソースを切り替えて、それぞれのデータプレビューを確認してください。

【手順】
  1. 1つ目のデータソースに接続
    • 「sales_data.xlsx」に接続
  2. 2つ目のデータソースを追加
    • 「Data」→「New Data Source」をクリック
    • 「Google Sheets」を選択
    • 「月次目標実績」に接続
  3. データソースを切り替える
    • データペインでデータソース名の横の▼をクリック
    • 別のデータソースを選択
    • データプレビューが切り替わることを確認

学び:実務では、複数のデータソースを組み合わせて分析することがよくあります。この操作に慣れておきましょう!

❓ よくある質問

Q1: ExcelとCSV、どちらを使うべきですか?
基本的にはExcel(.xlsx)がおすすめです。

理由:
・データ型(日付、数値など)が保持される
・複数シートを1ファイルにまとめられる
・数式や書式も保存できる

CSVを使う場面:
・他のシステムからデータをエクスポートした場合
・データ量が非常に大きい場合
・Excelを持っていない人とデータを共有する場合
Q2: CSVファイルが文字化けします。どうすればいいですか?
文字コードの問題です。

解決策1:UTF-8で保存し直す
メモ帳で開いて、「名前を付けて保存」→文字コードを「UTF-8」に変更して保存

解決策2:Excelで保存し直す
CSVファイルをExcelで開いて、「.xlsx」形式で保存し直す。その後Tableauに接続

解決策3:Googleスプレッドシートを使う
CSVをGoogleスプレッドシートにアップロードして、そこから接続する
Q3: Googleスプレッドシートに接続できません。
以下を確認してください:

1. 共有設定が「リンクを知っている全員」になっていますか?
2. Googleアカウントで正しくサインインできていますか?
3. インターネット接続は安定していますか?
4. ブラウザのポップアップがブロックされていませんか?

それでも接続できない場合は、一度Tableauを再起動してみてください。
Q4: データ型の変更がうまくいきません。
よくある原因:

・データに文字が混じっている(例:「100円」のように単位が入っている)
・日付の形式が統一されていない(「2024/01/15」と「2024-01-15」が混在)
・空欄(NULL)が多い

解決策:
元のExcelファイルでデータをクリーンアップしてから、再度Tableauに読み込んでください。
Q5: 元のデータを更新したのに、Tableauに反映されません。
手動で更新(Refresh)が必要です。

更新手順:
1. 元のファイル(Excel等)でデータを変更して保存
2. Tableauで「Data」→ データソース名 →「Refresh」をクリック

注意:Tableauは自動更新ではないので、データを変更したら必ず手動で「Refresh」してください。
Q6: 複数のExcelファイルを一度に読み込めますか?
はい、可能です。

方法1:データソースを追加
「Data」→「New Data Source」で複数のファイルに接続

方法2:ワイルドカード
同じフォルダにある複数のExcelファイルをまとめて読み込む機能(Union)を使う(応用編で学習)

おすすめ:
1つのExcelファイルに複数のシートを作成して管理する方法が、最もシンプルです。
Q7: Tableau Publicでデータベースに接続したいのですが…
残念ながら、Tableau Publicでは多くのデータベースに接続できません。

理由:
Tableau Publicは無料版であり、セキュリティの理由で企業向けデータベースへの接続が制限されています。

対処法:
・学習目的であれば、Excel、CSV、Googleスプレッドシートで十分です
・どうしてもデータベースに接続したい場合は、Tableau Desktop(有料版)が必要です
・データベースからデータをCSVやExcelにエクスポートして、Tableauに読み込む方法もあります
📝

学習メモ

BIツール入門 - Step 5

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