📋 このステップで学ぶこと
- インフォグラフィックとは何か、なぜ効果的なのか
- 効果的なインフォグラフィックの3つの要素
- レイアウト、配色、タイポグラフィの基本
- ストーリー性のある構成と視線誘導のテクニック
- データとイラスト(アイコン)の効果的な融合
- Canvaを使った実践的な作成方法
- 優れたインフォグラフィックの分析と失敗例
🎨 1. インフォグラフィックとは
インフォグラフィックの定義
インフォグラフィック(Infographic)とは、情報(Information)とグラフィック(Graphic)を組み合わせた視覚的コンテンツです。データ、イラスト、テキストを統合して、複雑な情報をわかりやすく、魅力的に伝えます。
通常のグラフやチャートと異なり、インフォグラフィックは見た目の魅力とストーリー性を重視し、SNSでシェアされやすく、記憶に残りやすいという特徴があります。
💡 身近な例で考えてみよう
インフォグラフィックは、私たちの日常でもよく見かけます:
電車の路線図:複雑な路線を色分けとシンプルな線で表現
非常口の案内:言葉なしでも避難経路が分かるピクトグラム
天気予報:気温・降水確率を太陽や雲のアイコンで表現
選挙速報:各党の議席数を棒グラフと色で一目瞭然に表示
これらは全て「データ(情報)」と「グラフィック(視覚表現)」の組み合わせで、一瞬で内容が理解できるように設計されています。
一般的なグラフとの違い
インフォグラフィックと一般的なグラフ・チャートは、目的と使い方が異なります。
📊 一般的なグラフ vs インフォグラフィック
| 観点 |
一般的なグラフ |
インフォグラフィック |
| 最優先事項 |
データの正確な表現 |
視覚的魅力と理解しやすさ |
| 主な用途 |
学術論文、ビジネスレポート |
マーケティング、教育、SNS |
| デザイン |
シンプル、白黒でもOK |
カラフル、装飾的、アイコン多用 |
| 情報量 |
1つのグラフに1つのデータ |
複数のデータを統合 |
| 目的 |
分析・検証 |
共有・記憶・行動喚起 |
💡 インフォグラフィックの3つの要素
効果的なインフォグラフィックは、以下の3つの要素で構成されています:
| 要素 |
内容 |
ポイント |
| 📊 データ |
伝えたい数値や事実 |
信頼できるソースから取得、出典を明記 |
| 🎨 ビジュアル |
アイコン、イラスト、グラフ |
統一感のあるスタイル、適切な配色 |
| 📖 ストーリー |
情報の流れと構成 |
導入→展開→結論の流れを意識 |
インフォグラフィックが使われる場面
【インフォグラフィックの主な用途】
■ マーケティング
・SNS投稿(Twitter、Instagram、LinkedIn)
・ブログ記事の視覚的サマリー
・商品・サービスの特徴紹介
→ シェアされやすく、認知度向上に効果的
■ 教育
・授業資料、学習教材
・プロセスや手順の説明
・歴史的な出来事のタイムライン
→ 視覚的に覚えやすく、理解が深まる
■ ビジネス
・社内発表、営業資料
・年次報告書、IR資料
・社内教育、マニュアル
→ 複雑な情報を短時間で伝達
■ ニュース・メディア
・複雑な事象の解説(選挙、経済、科学)
・データジャーナリズム
・事件・事故の経緯説明
→ 難しい内容を一般読者にも分かりやすく
📐 2. 効果的なインフォグラフィックの要素
レイアウトの基本パターン
インフォグラフィックは視線の流れを意識したレイアウトが重要です。人は通常、上から下へ、左から右へ視線を動かします。この自然な流れに沿って情報を配置しましょう。
【レイアウトの4つのパターン】
■ パターン1: 縦型(最も一般的)
┌──────────────┐
│ タイトル │
├──────────────┤
│ セクション1 │
├──────────────┤
│ セクション2 │
├──────────────┤
│ セクション3 │
├──────────────┤
│ まとめ │
└──────────────┘
特徴: スマホで見やすい、SNS投稿に最適
サイズ例: 800×2000px
■ パターン2: 横型
┌────────────────────────────┐
│ タイトル │
├────────┬────────┬────────┤
│ 左 │ 中央 │ 右 │
└────────┴────────┴────────┘
特徴: プレゼン資料、PC向けサイトに最適
サイズ例: 1920×1080px
■ パターン3: タイムライン型
2020 ─────→ 2021 ─────→ 2022 ─────→ 2023
● ● ● ●
出来事1 出来事2 出来事3 出来事4
特徴: 時系列の変化、歴史、プロジェクト進捗に最適
■ パターン4: 比較型
┌─────────────┬─────────────┐
│ A案 │ B案 │
├─────────────┼─────────────┤
│ ● 〇 × │ 〇 ● ● │
│ 〇 ● 〇 │ ● 〇 × │
└─────────────┴─────────────┘
特徴: 2つの選択肢の比較、Before/Afterに最適
配色の原則
インフォグラフィックの配色は、情報の伝達を助ける役割を持ちます。色が多すぎると混乱し、少なすぎると単調になります。
🎨 配色の基本ルール「60-30-10」
プロのデザイナーが使う配色比率です:
| 割合 |
役割 |
色の例 |
| 60% |
背景色(ベース) |
白、薄いグレー、薄いブルー |
| 30% |
メインカラー |
企業ブルー、ネイビー、グリーン |
| 10% |
アクセントカラー |
オレンジ、赤、黄色(強調部分) |
【配色パターンの例】
■ ビジネス向け(信頼感)
メイン: 青 #0068B7
サブ: 濃いグレー #333333
アクセント: オレンジ #F39800
背景: 白 #FFFFFF
■ 教育向け(親しみやすさ)
メイン: 緑 #2ECC71
サブ: 青 #3498DB
アクセント: 黄色 #F1C40F
背景: クリーム #FFFEF0
■ マーケティング向け(エネルギッシュ)
メイン: 赤 #E74C3C
サブ: オレンジ #E67E22
アクセント: 黄色 #F39C12
背景: 白 #FFFFFF
【避けるべきこと】
❌ 5色以上使う(ゴチャゴチャして見にくい)
❌ 彩度の高い色だけ(目が疲れる)
❌ 似た色同士の組み合わせ(区別がつかない)
タイポグラフィ(文字のデザイン)
インフォグラフィックでは、フォントサイズの階層を明確にすることで、情報の重要度を伝えます。
【フォントサイズの3段階設計】
■ 第1階層: タイトル(32-48pt)
→ 太字(Bold)、大きく、目立つ
→ 最初に目に入る部分
例: “2024年の市場動向”
■ 第2階層: 見出し(18-24pt)
→ セミボールド、セクション分け
→ 各トピックの区切りを明示
例: “売上の推移”、”顧客分析”
■ 第3階層: 本文(12-16pt)
→ レギュラー(通常の太さ)
→ 読みやすさ重視
例: “売上は前年比15%増加しました”
【フォント選択のポイント】
✓ 見出し: ゴシック体(インパクト、視認性)
✓ 本文: 明朝体 or ゴシック体(読みやすさ)
✓ 数字: 欧文フォント(Roboto, Montserratなど)
【避けるべきこと】
❌ 3種類以上のフォントを混在させる
❌ 装飾的すぎるフォント(読みにくい)
❌ 細すぎるフォント(視認性が低い)
📖 3. ストーリー性のあるレイアウト
ストーリー構造の設計
インフォグラフィックはストーリーを持たせることで、より印象的で記憶に残るものになります。単にデータを並べるのではなく、「なぜこのデータが重要なのか」「何を伝えたいのか」を考えて構成しましょう。
【ストーリー構造の例】
テーマ: 「コーヒーの消費量の変化」
┌────────────────────────┐
│ ① 導入(興味を引く) │
│ │
│ ☕ 日本人は年間 │
│ 何杯のコーヒーを │
│ 飲んでいる? │
│ │
│ → 疑問形で読者の興味を喚起
└────────────────────────┘
↓
┌────────────────────────┐
│ ② 現状(データ提示) │
│ │
│ 1人あたり年間 │
│ 🔢 340杯! │
│ (2023年調査) │
│ │
│ → 驚きのある数字を大きく表示
└────────────────────────┘
↓
┌────────────────────────┐
│ ③ 変化(トレンド) │
│ │
│ 📈 過去10年で │
│ +25% 増加 │
│ │
│ 2013: 272杯 │
│ 2023: 340杯 │
│ │
│ → グラフで変化を可視化
└────────────────────────┘
↓
┌────────────────────────┐
│ ④ 理由(Why) │
│ │
│ 増加の理由: │
│ • 在宅勤務の増加 │
│ • カフェ文化の普及 │
│ • 健康意識の向上 │
│ │
│ → なぜこうなったかを説明
└────────────────────────┘
↓
┌────────────────────────┐
│ ⑤ 締め(メッセージ) │
│ │
│ ☕ コーヒーは │
│ 日本人の生活に │
│ 欠かせない存在に! │
│ │
│ → 印象に残る一言で締める
└────────────────────────┘
視線誘導のテクニック
読者の視線を自然に次のセクションへ誘導することで、情報がスムーズに伝わります。以下のテクニックを活用しましょう。
👁️ 視線誘導の6つのテクニック
| テクニック |
方法 |
効果 |
| ① 番号付け |
①→②→③と順序を明示 |
読む順番が一目で分かる |
| ② 矢印 |
→や↓で次を指す |
因果関係や流れを示す |
| ③ 色の濃淡 |
薄い色→濃い色 |
重要度を視覚的に表現 |
| ④ サイズの変化 |
重要な部分を大きく |
強調したい箇所に目が行く |
| ⑤ アイコン配置 |
人の顔や目を使う |
人は自然と顔に注目する |
| ⑥ 余白の活用 |
重要部分の周りに余白 |
囲まれた情報が目立つ |
⚠️ よくある失敗パターン
❌ 悪い例:
・情報が均等に配置されている(どこから見ればいいか分からない)
・矢印や番号がない(流れが分からない)
・色が全て同じ(強弱がつかない)
✓ 良い例:大きなタイトルから始まり、矢印で次のセクションへ誘導し、重要な数字は大きくカラフルに表示
🖼️ 4. データとイラストの融合
アイコンの効果的な使用
アイコンは、情報を視覚的に伝える強力なツールです。言葉で説明するよりも、アイコンを使うことで瞬時に内容が伝わります。
【アイコンの3つの活用法】
■ 活用法1: 数量の表現
❌ 悪い例:「売上: 500万円」(文字だけ)
✓ 良い例:
💰💰💰💰💰
500万円
→ 視覚的に「多い」ことが一瞬で伝わる
■ 活用法2: 比較の表現
A社: 👤👤👤👤👤 (50人)
B社: 👤👤👤👤👤👤👤👤👤👤 (100人)
→ 2倍であることが数字を読まなくても分かる
■ 活用法3: カテゴリ分類
🏠 住宅費: 30%
🍔 食費: 25%
🚗 交通費: 15%
📱 通信費: 10%
→ アイコンでカテゴリが一目で判別可能
【アイコンの入手先(無料あり)】
・Font Awesome(Web用、無料)
・Noun Project(SVG形式、一部無料)
・Flaticon(PNG/SVG、一部無料)
・Iconfinder(高品質、一部無料)
【注意点】
❌ 意味不明なアイコン(かえって混乱を招く)
❌ スタイルがバラバラ(リアル系とフラット系の混在)
✓ シンプルで分かりやすいアイコンを選ぶ
✓ 同じスタイルで統一する
Pythonでピクトグラムを作成する
Pythonを使って、データを人型アイコン(ピクトグラム)で表現してみましょう。従業員数の比較など、数量を視覚的に表現するのに効果的です。
# ピクトグラム(人型アイコン)で従業員数を比較
import matplotlib.pyplot as plt
from matplotlib.patches import Circle
def draw_person(ax, x, y, color=’#0068B7′):
“””
人型アイコンを描画する関数
Parameters:
———–
ax : matplotlib.axes – 描画するAxes
x, y : float – アイコンの中心座標
color : str – 色(16進数カラーコード)
“””
# 頭(円)
head = Circle((x, y+0.3), 0.1, facecolor=color, edgecolor=’none’)
ax.add_patch(head)
# 体(縦線)
ax.plot([x, x], [y+0.2, y-0.2], color=color, linewidth=6, solid_capstyle=’round’)
# 腕(横線)
ax.plot([x-0.15, x+0.15], [y+0.05, y+0.05], color=color, linewidth=4, solid_capstyle=’round’)
# 左足
ax.plot([x, x-0.1], [y-0.2, y-0.45], color=color, linewidth=4, solid_capstyle=’round’)
# 右足
ax.plot([x, x+0.1], [y-0.2, y-0.45], color=color, linewidth=4, solid_capstyle=’round’)
# グラフの作成
fig, ax = plt.subplots(figsize=(12, 6))
# A社: 5人のアイコン(1人 = 10人を表す)
for i in range(5):
draw_person(ax, i*0.5 + 0.5, 2, color=’#E74C3C’) # 赤
ax.text(1.5, 2.7, ‘A社: 50人’, fontsize=18, fontweight=’bold’, ha=’center’)
# B社: 10人のアイコン
for i in range(10):
draw_person(ax, i*0.5 + 0.5, 0.5, color=’#3498DB’) # 青
ax.text(2.75, 1.2, ‘B社: 100人’, fontsize=18, fontweight=’bold’, ha=’center’)
# グラフの設定
ax.set_xlim(0, 6)
ax.set_ylim(-0.5, 3.5)
ax.axis(‘off’) # 軸を非表示
ax.set_title(‘従業員数の比較(1アイコン = 10人)’, fontsize=20, fontweight=’bold’, pad=20)
plt.tight_layout()
plt.show()
【実行結果】
人型アイコンで従業員数が表示されます。
A社(赤): 5人のアイコン = 50人
B社(青): 10人のアイコン = 100人
→ B社がA社の2倍であることが、数字を読まなくても一目で分かります!
コードの解説
📝 主要なコードの解説
| コード |
何をしているか |
なぜ使うのか |
Circle((x, y), r) |
中心(x,y)、半径rの円を作成 |
人の頭を丸く描くため |
ax.add_patch() |
図形をグラフに追加 |
Circle等の図形を描画するため |
ax.plot([x1,x2], [y1,y2]) |
2点間に線を描画 |
体、腕、足を線で表現するため |
solid_capstyle='round' |
線の端を丸くする |
人型アイコンを柔らかく見せるため |
ax.axis('off') |
軸を非表示にする |
インフォグラフィックに軸は不要なため |
絵文字を使った円グラフ
円グラフのラベルに絵文字を使うと、カテゴリが一目で分かるようになります。
# 絵文字を使った円グラフ
import matplotlib.pyplot as plt
# 月の支出データ(カテゴリに絵文字を含める)
支出 = {
‘🏠 住宅’: 30,
‘🍔 食費’: 25,
‘🚗 交通’: 15,
‘📱 通信’: 10,
‘👕 その他’: 20
}
色 = [‘#E74C3C’, ‘#F39C12’, ‘#3498DB’, ‘#2ECC71’, ‘#9B59B6′]
# 円グラフを作成
fig, ax = plt.subplots(figsize=(10, 10))
wedges, texts, autotexts = ax.pie(
支出.values(),
labels=支出.keys(),
autopct=’%1.0f%%’, # パーセンテージを整数で表示
startangle=90, # 12時の位置から開始
colors=色,
textprops={‘fontsize’: 16, ‘fontweight’: ‘bold’},
explode=[0.02]*5 # 少し隙間を空ける
)
# パーセンテージを白色・大きく
for autotext in autotexts:
autotext.set_color(‘white’)
autotext.set_fontsize(18)
autotext.set_fontweight(‘bold’)
ax.set_title(‘月の支出内訳 💰’, fontsize=24, fontweight=’bold’, pad=20)
plt.tight_layout()
plt.show()
【実行結果】
カラフルな円グラフが表示されます。
各カテゴリの先頭に絵文字があるため、
何の支出か一目で分かります:
🏠 住宅 30%(赤)
🍔 食費 25%(オレンジ)
🚗 交通 15%(青)
📱 通信 10%(緑)
👕 その他 20%(紫)
🛠️ 5. Canvaを使った作成方法
Canvaとは
Canva(キャンバ)は、プロフェッショナルなデザインを簡単に作れるオンラインツールです。プログラミング不要で、ドラッグ&ドロップだけで美しいインフォグラフィックが作成できます。
✨ Canvaの特徴
| 特徴 |
内容 |
| 無料で使える |
基本機能は無料、有料プランでさらに機能追加 |
| テンプレート豊富 |
インフォグラフィック専用テンプレートが数千種類 |
| 操作が簡単 |
ドラッグ&ドロップで直感的に編集 |
| 素材が豊富 |
アイコン、イラスト、写真が使い放題 |
| チーム共有 |
リアルタイムで共同編集が可能 |
| 多形式出力 |
PNG、PDF、JPG、動画など様々な形式でダウンロード |
Canvaでインフォグラフィックを作成する手順
実際にCanvaを使って、売上レポートのインフォグラフィックを作成してみましょう。
【Canvaでの作成手順】
■ STEP 1: アカウント作成
1. canva.com にアクセス
2. 「無料で登録」をクリック
3. Googleアカウントで簡単登録(または メールアドレス)
■ STEP 2: 新規デザイン作成
1. 右上の「デザインを作成」をクリック
2. 検索窓に「インフォグラフィック」と入力
3. 好みのテンプレートを選択
※ゼロから作る場合:
「カスタムサイズ」→ 800 x 2000px(縦長推奨)
■ STEP 3: タイトルを編集
1. タイトル部分をクリック
2. 自分のテーマに変更
例: “2024年 売上レポート”
3. フォントサイズ: 48pt
4. 色: メインカラー(青 #0068B7 など)
■ STEP 4: セクションを編集
1. 各セクションのテキストを変更
2. 数字を自分のデータに置き換え
例: “1,500万円”
3. サブテキストを追加
例: “前年比 +15%”
■ STEP 5: グラフを追加
1. 左メニュー「素材」をクリック
2. 「グラフ」を検索
3. 棒グラフや円グラフを選択
4. グラフをクリック → データを入力
■ STEP 6: アイコンを追加
1. 左メニュー「素材」→「アイコン」を検索
2. 例: “money”、”chart”、”arrow”
3. ドラッグ&ドロップで配置
4. サイズと色を調整
■ STEP 7: 仕上げ
1. 矢印で視線誘導を追加
2. 余白を確保(詰め込みすぎない)
3. 色の統一感を確認
4. データソースを記載
■ STEP 8: ダウンロード
1. 右上の「共有」→「ダウンロード」
2. ファイル形式を選択:
・PNG: 高品質(Web用)
・PDF: 印刷用
・JPG: 軽量(メール添付用)
3. 「ダウンロード」をクリック
→ 完成!
Canvaの便利な機能
💡 知っておくと便利な機能
| 機能 |
使い方 |
効果 |
| グリッドとガイド |
表示→ルーラー/ガイドを表示 |
要素を綺麗に整列できる |
| 透明度調整 |
要素選択→右上の透明度スライダー |
背景画像を薄くするなど |
| グループ化 |
複数選択→右クリック→グループ化 |
まとめて移動・サイズ変更 |
| 配置揃え |
要素選択→上部「配置」メニュー |
左揃え、中央揃えなど |
| ブランドキット |
設定→ブランドキット(Pro版) |
企業カラー・ロゴを保存 |
🔍 6. 実例分析と失敗例
優れたインフォグラフィックの特徴
優れたインフォグラフィックには共通する特徴があります。実際の例から学びましょう。
📊 優れたインフォグラフィックの共通点
| 特徴 |
具体的な工夫 |
| データが正確 |
信頼できるソースを使用、出典を明記 |
| ストーリー性 |
導入→データ→結論の流れがある |
| 視覚的統一感 |
色、フォント、アイコンのスタイルが統一 |
| 余白の活用 |
詰め込みすぎず、読みやすい |
| 明確な階層 |
タイトル>見出し>本文のサイズ差 |
避けるべき失敗例
⚠️ よくある7つの失敗パターン
| 失敗 |
問題点 |
解決策 |
| ❌ 情報過多 |
1つに詰め込みすぎて読みにくい |
3〜5個のポイントに絞る |
| ❌ 出典不明 |
「調査によると」だけ(信頼性低い) |
「〇〇省 2024年調査」と明記 |
| ❌ 読みにくいフォント |
装飾的すぎる、小さすぎる |
シンプルなフォント、最小12pt |
| ❌ 色が多すぎる |
7色以上でカラフルすぎる |
3〜4色に絞る |
| ❌ ストーリーがない |
データを並べただけ |
導入→データ→結論の流れを作る |
| ❌ 低解像度 |
ぼやけた画像(72dpi) |
最低150dpi、できれば300dpi |
| ❌ アイコン不統一 |
リアル系とフラット系が混在 |
同じスタイルで統一 |
📝 STEP 37 のまとめ
✅ このステップで学んだこと
| トピック |
重要ポイント |
| インフォグラフィックとは |
データ + ビジュアル + ストーリーの融合 |
| レイアウト |
縦型、横型、タイムライン、比較型から選択 |
| 配色 |
3〜4色に絞る、60-30-10ルール |
| ストーリー構造 |
導入→データ→理由→結論の流れ |
| アイコン活用 |
統一感のあるシンプルなアイコンを選ぶ |
| Canva |
無料でプロ級のデザインが作成可能 |
💡 最重要ポイント
インフォグラフィックは、データを魅力的に、わかりやすく伝える強力なツールです。
ストーリー性を持たせ、視線誘導を意識することで、記憶に残る情報伝達ができます。
Canvaなどのツールを使えば、プログラミング不要で美しいインフォグラフィックが作成できます。まずはテンプレートから始めて、徐々にオリジナルを作っていきましょう!
📝 実践演習
演習 1
基礎
Canvaで無料のインフォグラフィックテンプレートを開き、タイトルと数字を変更してみてください。
【手順】
1. canva.com にアクセス
2. 「インフォグラフィック」と検索
3. 「無料」と表示されたテンプレートを選択
4. タイトルをクリックして変更
例: “私の読書記録2024”
5. 数字を自分のデータに変更
例: “今年読んだ本: 24冊”
6. 右上「共有」→「ダウンロード」→PNG
完成したら友達や同僚に見せて、
「分かりやすい!」と言われるか確認してみましょう!
演習 2
応用
「1日のスケジュール」または「好きなもの」をテーマに、オリジナルのインフォグラフィックをCanvaで作成してください。
【作成のコツ】
テーマ例: 「私の1日」
■ 構成案:
┌──────────────────┐
│ 📅 私の1日 │ ← タイトル
├──────────────────┤
│ ⏰ 6:00 起床 │
│ ☕ 7:00 朝食 │
│ 💼 9:00 仕事開始 │
│ 🍽️ 12:00 昼食 │
│ 💼 13:00 仕事再開 │
│ 🏃 18:00 運動 │
│ 🍔 19:00 夕食 │
│ 📺 20:00 リラックス│
│ 🛌 23:00 就寝 │
└──────────────────┘
■ ポイント:
✓ 時間ごとにアイコンを使用
✓ 時間を大きく表示
✓ 背景に淡い色(薄いブルーなど)
✓ 同じスタイルのアイコンで統一
演習 3
発展
ビジネステーマ(売上推移、顧客分析など)で、ストーリー性のあるインフォグラフィックを作成してください。データソースも明記してください。
【プロ級インフォグラフィックの構成】
テーマ: 「2024年売上分析」
■ 構成:
┌──────────────────────┐
│ 📊 2024年売上レポート │ ← インパクトのあるタイトル
├──────────────────────┤
│ 💰 総売上 │
│ 1,500万円 │ ← 大きく表示
│ (前年比 +15% ↑) │
├──────────────────────┤
│ 📈 月別推移 │
│ [棒グラフ] │ ← Canvaのグラフ機能
├──────────────────────┤
│ 🎯 カテゴリ別内訳 │
│ [円グラフ] │
├──────────────────────┤
│ 🔍 成功の理由 │
│ • 新商品投入 │
│ • マーケティング強化 │
│ • 顧客満足度向上 │
├──────────────────────┤
│ 🚀 2025年の目標 │
│ 1,800万円 │
│ (20%成長) │
├──────────────────────┤
│ データソース: │
│ 〇〇社 2024年度社内データ │
└──────────────────────┘
■ ポイント:
✓ ストーリー構造(現状→変化→理由→未来)
✓ 信号機カラーで達成状況を表現
✓ 出典を必ず記載
❓ よくある質問
Q1: Canvaの無料版と有料版の違いは何ですか?
無料版でも十分使えます!
無料版でできること:テンプレート使用、基本的な素材、PNG/JPG/PDFダウンロード
有料版(Pro)の追加機能:背景透過、ブランドキット(企業カラー保存)、リサイズ機能、より多くのテンプレート・素材
まずは無料版で試してみて、必要に応じてアップグレードを検討しましょう。
Q2: インフォグラフィックの理想的なサイズは?
用途によって異なります:
SNS投稿用:800×2000px(縦長、スマホ向け)
プレゼン資料:1920×1080px(横長、16:9)
印刷用:A4サイズ(210×297mm)、解像度300dpi
ブログ埋め込み:800×1200px程度(縦長)
Q3: PythonとCanva、どちらを使うべきですか?
目的によって使い分けましょう:
Canvaが向いている場合:
・速く簡単に作りたい
・マーケティング・SNS向け
・デザイン重視
Pythonが向いている場合:
・正確なデータ分析が必要
・レポートの自動生成
・再現性が重要
理想的には両方のスキルを持っておくと、状況に応じて最適なツールを選べます。
Q4: アイコンのスタイルを統一するコツは?
同じセット・同じ作者のアイコンを使いましょう:
1. スタイルを決める:フラット(シンプル)/ アウトライン(線画)/ カラフルなど
2. 同じセットから選ぶ:Canvaなら「素材」→特定のスタイルで絞り込み
3. 色を統一:アイコンの色をメインカラーに変更
4. サイズを揃える:同じ役割のアイコンは同じサイズに
artnasekai
#artnasekai #学習メモ