📋 このステップで学ぶこと
- 表示形式とは何か(見た目と実際の値の違い)
- 通貨形式(円、ドル)の設定方法
- パーセント表示の設定と注意点
- 日付・時刻形式のカスタマイズ
- 小数点以下の桁数と桁区切りカンマの設定
- 実務でよく使う表示形式のパターン
🎯 1. 表示形式とは?
表示形式の基本概念
表示形式とは、セルに入力されたデータの「見た目」を変える機能です。ここで非常に重要なポイントがあります。
💡 最重要ポイント:実際の値は変わらない!
表示形式を変更しても、セルに保存されている
実際の値は変わりません。変わるのは「見た目」だけです。
- 見た目が「¥1,000」でも、実際の値は「1000」
- 見た目が「50%」でも、実際の値は「0.5」
- 計算では、常に「実際の値」が使われる
📝 表示形式の例(※横スクロールできます)
【同じ値「0.5」を異なる表示形式で表示】
■ 標準形式
表示: 0.5
実際の値: 0.5
■ パーセント形式
表示: 50%
実際の値: 0.5(変わらない!)
■ 通貨形式
表示: ¥1(小数点以下が四捨五入されて表示)
実際の値: 0.5(変わらない!)
■ 分数形式
表示: 1/2
実際の値: 0.5(変わらない!)
なぜ表示形式が重要なのか?
表示形式を適切に設定することで、データがとても見やすくなります。
👀 見やすさの向上
- 「1000000」より「1,000,000」
- 「1000000」より「¥1,000,000」
- 桁区切りカンマで読み間違いを防ぐ
📊 意味が明確に
- 「0.5」より「50%」の方が割合だとわかる
- 「1500」より「¥1,500」の方が金額だとわかる
- データの性質が一目瞭然
表示形式の変更方法(基本)
表示形式を変更するには、いくつかの方法があります。
📝 変更方法(※横スクロールできます)
【方法1】ツールバーから(最も簡単)
■ Excelの場合
「ホーム」タブ → 「数値」グループにあるドロップダウンメニュー
または、各種ボタン(¥、%、,など)をクリック
■ Googleスプレッドシートの場合
ツールバーの「123」アイコン → 形式を選択
または、「¥」「%」ボタンをクリック
【方法2】セルの書式設定ダイアログから(詳細設定向け)
■ Excelの場合
セルを選択 → Ctrl+1(Mac: Command+1)
→ 「表示形式」タブ → 形式を選択
■ Googleスプレッドシートの場合
「表示形式」メニュー → 「数値」
または → 「数値」→ 「表示形式の詳細設定」
【方法3】右クリックから
セルを右クリック → 「セルの書式設定」(Excelの場合)
セルを右クリック → 「数値の書式を変更」(Googleの場合)
💰 2. 通貨形式
通貨形式とは?
通貨形式は、金額を表示するときに使う形式です。通貨記号(¥、$など)と桁区切りカンマが自動的に付きます。
📝 通貨形式の表示例(※横スクロールできます)
【通貨形式に変換した結果】
入力した値 → 表示される見た目
1234567 → ¥1,234,567
1500 → ¥1,500
100 → ¥100
-500 → -¥500 または (¥500)
0 → ¥0
※ 桁区切りカンマが自動的に付くので、大きな金額も読みやすい!
通貨形式の設定方法
通貨形式を設定する方法を、ExcelとGoogleスプレッドシートそれぞれで説明します。
📝 Excelでの設定方法(※横スクロールできます)
【Excel:通貨形式の設定】
方法1: ショートカットキー(最速!)
Ctrl + Shift + 4
※ 4のキーには「$」が印字されているため覚えやすい
※ 日本語環境では円記号(¥)になる
方法2: ツールバーのボタン
1. セルを選択
2. 「ホーム」タブをクリック
3. 「数値」グループの「¥」ボタンをクリック
方法3: 書式設定ダイアログ(通貨の種類を選びたい場合)
1. セルを選択
2. Ctrl + 1 を押す
3. 「通貨」を選択
4. 「記号」ドロップダウンから通貨を選択(¥、$、€など)
5. 「OK」をクリック
📝 Googleスプレッドシートでの設定方法(※横スクロールできます)
【Googleスプレッドシート:通貨形式の設定】
方法1: ツールバーから
1. セルを選択
2. ツールバーの「123」アイコンをクリック
3. 「通貨」を選択
方法2: メニューから
1. セルを選択
2. 「表示形式」メニュー → 「数値」→ 「通貨」
方法3: 通貨の種類を変更したい場合
1. 「表示形式」メニュー → 「数値」→ 「表示形式の詳細設定」→ 「通貨」
2. 通貨の種類を選択
様々な通貨記号
日本円以外にも、様々な通貨記号を使えます。
| 通貨 |
記号 |
表示例 |
| 日本円 |
¥ |
¥1,234 |
| 米ドル |
$ |
$1,234 |
| ユーロ |
€ |
€1,234 |
| 英ポンド |
£ |
£1,234 |
| 中国元 |
¥ |
¥1,234(CNY) |
マイナス値の表示パターン
マイナスの金額は、いくつかの表示方法から選べます。会計書類では、カッコ表示がよく使われます。
📝 マイナス値の表示パターン(※横スクロールできます)
【入力値:-500 の場合】
パターン1: -¥500 (マイナス記号 + 黒字)
パターン2: (¥500) (カッコ + 黒字)※会計でよく使う
パターン3: -¥500 (マイナス記号 + 赤字)
パターン4: (¥500) (カッコ + 赤字)
【設定方法(Excel)】
Ctrl + 1 → 「通貨」→ 「負の数の表示形式」から選択
💡 通貨形式 vs 会計表示形式の違い
Excelには「通貨形式」と「会計表示形式」の2種類があります。
- 通貨形式:通貨記号が数値のすぐ左に付く(¥1,234)
- 会計表示形式:通貨記号がセルの左端に揃う(¥ 1,234)
会計表示形式は、縦に数値を並べたときに金額が揃って見やすくなります。経理や財務の仕事では会計表示形式がよく使われます。
📊 3. パーセント形式
パーセント形式とは?
パーセント形式は、割合や比率を表示するときに使う形式です。ここで重要な注意点があります。
⚠️ 超重要:パーセント形式は値を100倍して表示する!
パーセント形式に変換すると、見た目は100倍されて表示されます。
- 入力値「0.5」→ 表示「50%」(0.5 × 100 = 50%)
- 入力値「1」→ 表示「100%」(1 × 100 = 100%)
- 入力値「0.025」→ 表示「2.5%」(0.025 × 100 = 2.5%)
実際の値は変わりません。見た目だけが100倍されます。
📝 パーセント形式の仕組み(※横スクロールできます)
【パーセント形式の変換】
入力した値 表示される見た目 実際の値(計算に使われる)
─────────────────────────────────────────────────
0.5 50% 0.5(変わらない)
1 100% 1(変わらない)
0.25 25% 0.25(変わらない)
0.025 2.5% 0.025(変わらない)
1.5 150% 1.5(変わらない)
【計算例】
セルA1に「0.5」と入力 → パーセント形式で「50%」と表示
セルB1に「=A1*200」と入力 → 結果は「100」(0.5×200=100)
※ 計算では実際の値「0.5」が使われる
パーセント形式の設定方法
📝 設定方法(※横スクロールできます)
【Excel:パーセント形式の設定】
方法1: ショートカットキー(最速!)
Ctrl + Shift + 5
※ 5のキーには「%」が印字されているため覚えやすい
方法2: ツールバーのボタン
1. セルを選択
2. 「ホーム」タブ → 「%」ボタンをクリック
【Googleスプレッドシート:パーセント形式の設定】
方法1: ツールバーから
1. セルを選択
2. ツールバーの「%」ボタンをクリック
方法2: メニューから
「表示形式」メニュー → 「数値」→ 「パーセント」
よくある間違いと正しい入力方法
パーセント形式で最もよくある間違いを紹介します。
📝 間違いやすいパターン(※横スクロールできます)
【❌ よくある間違い】
間違い1: 「50」と入力してからパーセント形式に変更
結果: 5000% と表示される(50 × 100 = 5000%)
意図: 50% と表示したかった
間違い2: 「50%」と文字列で直接入力
結果: 計算できない(文字列として認識される場合がある)
【✅ 正しい入力方法】
方法1: 小数で入力してからパーセント形式に変更
「0.5」と入力 → パーセント形式に変更 → 「50%」と表示
方法2: 先にセルをパーセント形式にしてから入力
セルをパーセント形式に設定 → 「50」と入力 → 「50%」と表示
※ この場合、入力した「50」は自動的に「0.5」として保存される
方法3: 数式として入力
「=50%」と入力 → 実際の値は「0.5」、表示は「50%」
📊 実用例:達成率の計算
売上目標の達成率を計算する例を見てみましょう。
📝 達成率の計算例(※横スクロールできます)
【達成率の計算】
A列 B列 C列
+——–+——–+——–+
1 | 実績 | 目標 | 達成率 |
+——–+——–+——–+
2 | 80 | 100 | =A2/B2 |
+——–+——–+——–+
【手順】
1. A2に「80」、B2に「100」と入力
2. C2に「=A2/B2」と入力(結果: 0.8)
3. C2を選択して、パーセント形式ボタン(%)をクリック
4. C2に「80%」と表示される
【ポイント】
計算結果の「0.8」をパーセント形式にするだけで、
見やすい「80%」という達成率が表示されます!
小数点以下の桁数調整
パーセントの小数点以下の桁数を調整できます。
📝 小数点以下の調整(※横スクロールできます)
【小数点以下の桁数】
元の値: 0.5025
小数点0桁(デフォルト): 50%
小数点1桁: 50.3%
小数点2桁: 50.25%
【設定方法】
ツールバーの以下のボタンを使用:
・「小数点以下の表示桁数を増やす」ボタン(.0 → .00)
・「小数点以下の表示桁数を減らす」ボタン(.00 → .0)
📅 4. 日付形式
日付形式の種類
日付は、様々な形式で表示できます。同じ日付でも、用途に応じて表示を変えられます。
📝 日付形式の種類(※横スクロールできます)
【入力値: 2024/1/15 の場合】
■ 短い形式(標準)
表示: 2024/1/15
■ 長い形式
表示: 2024年1月15日
■ 曜日付き
表示: 2024年1月15日(月)
■ 和暦
表示: 令和6年1月15日
■ 英語形式(いくつかのパターン)
表示: January 15, 2024
表示: 15-Jan-2024
表示: 01/15/2024
■ 年月のみ
表示: 2024年1月
表示: 2024/01
日付形式の設定方法
📝 設定方法(※横スクロールできます)
【Excel:日付形式の設定】
1. 日付を入力したセルを選択
2. Ctrl + 1 を押す(セルの書式設定ダイアログを開く)
3. 左側のリストから「日付」を選択
4. 右側のリストから好みの形式を選択
5. 「OK」をクリック
【Googleスプレッドシート:日付形式の設定】
1. 日付を入力したセルを選択
2. 「表示形式」メニュー → 「数値」→ 「日付」
または
「表示形式」→ 「数値」→ 「表示形式の詳細設定」→ 「日付」
3. 形式を選択
時刻形式
時刻も同様に、様々な形式で表示できます。
📝 時刻形式の種類(※横スクロールできます)
【入力値: 13:30 の場合】
■ 24時間制
表示: 13:30
表示: 13:30:00(秒まで表示)
■ 12時間制(午前/午後)
表示: 1:30 PM
表示: 午後1:30
■ 日付+時刻の組み合わせ
表示: 2024/1/15 13:30
表示: 2024年1月15日 13:30:00
カスタム日付形式(書式記号)
自分だけのオリジナル日付形式を作ることもできます。「書式記号」を組み合わせて作成します。
📝 書式記号一覧(※横スクロールできます)
【日付の書式記号】
年:
yyyy = 4桁の年(2024)
yy = 2桁の年(24)
月:
m = 月(1, 2… 12)※ 1桁の場合はそのまま
mm = 月(01, 02… 12)※ 常に2桁
mmm = 月の英語略称(Jan, Feb… Dec)
mmmm = 月の英語フル(January… December)
日:
d = 日(1, 2… 31)※ 1桁の場合はそのまま
dd = 日(01, 02… 31)※ 常に2桁
曜日:
aaa = 曜日の短縮形(月, 火… 日)
aaaa = 曜日のフル(月曜日… 日曜日)
ddd = 曜日の英語略称(Mon, Tue… Sun)
dddd = 曜日の英語フル(Monday… Sunday)
📝 カスタム形式の作成例(※横スクロールできます)
【カスタム日付形式の例】
書式コード → 表示結果(2024年1月15日の場合)
───────────────────────────────────────────────
yyyy/mm/dd → 2024/01/15
yyyy年m月d日 → 2024年1月15日
yyyy-mm-dd → 2024-01-15
m/d (aaa) → 1/15 (月)
yyyy年m月 → 2024年1月
m月d日(aaa) → 1月15日(月)
【設定方法(Excel)】
1. Ctrl + 1 でセルの書式設定を開く
2. 「ユーザー定義」を選択
3. 「種類」欄に書式コードを入力
4. 「OK」をクリック
📌 日付の内部的な仕組み(シリアル値)
日付は、内部的には
「シリアル値」という数値で保存されています。
- 1900年1月1日 = 1
- 1900年1月2日 = 2
- 2024年1月15日 = 45306(1900年1月1日から数えた日数)
このため、日付同士で計算(引き算で日数を求めるなど)ができます。
⚠️ 日付入力の注意点
- 「#####」と表示される:列幅が狭すぎます。列幅を広げてください。
- 日付として認識されない:「2024.1.15」のようにピリオド区切りだと文字列になることがあります。スラッシュ(/)またはハイフン(-)を使いましょう。
- 年が省略される:「1/15」と入力すると今年の日付として認識されます。
🔢 5. 数値形式の詳細設定
桁区切りカンマ
大きな数値は、桁区切りカンマを付けると読みやすくなります。
📝 桁区切りの設定(※横スクロールできます)
【桁区切りカンマの効果】
入力値: 1234567
桁区切りなし: 1234567(読みにくい…)
桁区切りあり: 1,234,567(読みやすい!)
【設定方法】
■ Excelの場合
「ホーム」タブ → 「桁区切りスタイル」ボタン(,アイコン)をクリック
■ Googleスプレッドシートの場合
ツールバーの「123」アイコン → 「数値」を選択
※ 数値形式を選ぶと自動的に桁区切りが付く
小数点以下の桁数
小数点以下の表示桁数を調整できます。ここでも重要なのは、実際の値は変わらないということです。
📝 小数点以下の桁数調整(※横スクロールできます)
【小数点以下の桁数を変更】
元の値(実際の値): 123.456789
表示桁数0桁: 123
表示桁数1桁: 123.5
表示桁数2桁: 123.46
表示桁数3桁: 123.457
【重要なポイント】
表示が「123」になっても、実際の値は「123.456789」のまま!
計算では元の値(123.456789)が使われます。
【設定方法】
ツールバーの以下のボタンを使用:
・「小数点以下の表示桁数を増やす」ボタン
・「小数点以下の表示桁数を減らす」ボタン
先頭のゼロを表示(0埋め)
郵便番号や会員番号など、先頭にゼロを付けて桁数を揃えたい場合があります。
📝 先頭にゼロを付ける方法(※横スクロールできます)
【例:5桁で表示したい場合】
入力値 → 通常表示 → 5桁表示(0埋め)
123 → 123 → 00123
1 → 1 → 00001
45678 → 45678 → 45678
【設定方法(Excel)】
1. Ctrl + 1 でセルの書式設定を開く
2. 「ユーザー定義」を選択
3. 「種類」欄に「00000」と入力(表示したい桁数分の0)
4. 「OK」をクリック
【郵便番号の例】
書式コード: 000-0000
入力: 1234567 → 表示: 123-4567
【電話番号の例】
書式コード: 000-0000-0000
入力: 9012345678 → 表示: 090-1234-5678
💡 文字列として入力する方法もある
先頭のゼロを保持するもう一つの方法は、
アポストロフィ(’)を最初に付けて入力することです。
- 「’00123」と入力 → 文字列「00123」として保存される
- ただし、この方法だと計算には使えなくなる
計算が必要な場合は表示形式を使い、単なる番号(郵便番号など)なら文字列として入力する方が簡単です。
📋 6. 実務でよく使う表示形式一覧
実務でよく使う表示形式の書式コードをまとめました。Excelの「ユーザー定義」で使用できます。
| 用途 |
書式コード |
入力例 → 表示 |
| 通貨(円) |
¥#,##0 |
1234 → ¥1,234 |
| 通貨(小数2桁) |
¥#,##0.00 |
1234.5 → ¥1,234.50 |
| パーセント |
0% |
0.5 → 50% |
| パーセント(小数1桁) |
0.0% |
0.505 → 50.5% |
| 日付(年月日) |
yyyy/mm/dd |
→ 2024/01/15 |
| 日付(日本語) |
yyyy年m月d日 |
→ 2024年1月15日 |
| 郵便番号 |
000-0000 |
1234567 → 123-4567 |
| 電話番号 |
000-0000-0000 |
→ 090-1234-5678 |
| 千単位表示 |
#,##0, |
1234567 → 1,235 |
| 時刻(24時間) |
h:mm |
→ 13:30 |
💡 書式コードの読み方
- #:その桁に数値があれば表示、なければ何も表示しない
- 0:その桁に数値があれば表示、なければ0を表示
- ,:桁区切りカンマを表示
- 末尾の,:千単位で表示(カンマ1つで千、2つで百万)
📝 練習問題
練習 1
初級
A1に「1500」と入力し、通貨形式(円記号、桁区切り)で表示してください
手順:
- A1に「1500」と入力してEnter
- A1を選択
- ツールバーの「通貨表示形式」ボタン(¥アイコン)をクリック
確認: A1に「¥1,500」と表示されればOKです。
別の方法: Ctrl + Shift + 4 でもOKです。
練習 2
初級
B1に「0.75」と入力し、パーセント形式で表示してください
手順:
- B1に「0.75」と入力してEnter
- B1を選択
- ツールバーの「%」ボタンをクリック
確認: B1に「75%」と表示されればOKです。
別の方法: Ctrl + Shift + 5 でもOKです。
練習 3
中級
C1に「2024/1/15」と入力し、「2024年1月15日」という形式で表示してください
手順:
- C1に「2024/1/15」と入力してEnter
- C1を選択
- Ctrl + 1 を押す(セルの書式設定ダイアログを開く)
- 左側のリストから「日付」を選択
- 「2024年1月15日」の形式を選択
- 「OK」をクリック
確認: C1に「2024年1月15日」と表示されればOKです。
練習 4
中級
達成率を計算してパーセント形式で表示してください(実績: 85、目標: 100)
手順:
- A1に「85」と入力(実績)
- B1に「100」と入力(目標)
- C1に「=A1/B1」と入力してEnter(結果: 0.85と表示)
- C1を選択
- 「%」ボタンをクリック
確認: C1に「85%」と表示されればOKです。
ポイント: 割り算の結果(0.85)をパーセント形式にするだけで、見やすい達成率になります。
練習 5
上級
D1に「123.456789」と入力し、小数点以下2桁で表示してください
手順:
- D1に「123.456789」と入力してEnter
- D1を選択
- ツールバーの「小数点以下の表示桁数を減らす」ボタンを何度かクリック
- 小数点以下が2桁になるまで調整
確認: D1に「123.46」と表示されればOKです。
重要: 表示は「123.46」ですが、実際の値は「123.456789」のままです。数式バーで確認できます。
練習 6
上級
売上表を作成し、適切な表示形式を設定してください
以下のデータを入力し、B列とD列に通貨形式を設定してください。
📝 作成する表(※横スクロールできます)
A1: 商品名, B1: 単価, C1: 数量, D1: 売上
A2: りんご, B2: 100, C2: 50
A3: みかん, B3: 80, C3: 30
D2とD3には売上を計算する数式を入力
手順:
- A1〜D1に見出しを入力
- A2〜C3にデータを入力
- D2に「=B2*C2」と入力してEnter
- D3に「=B3*C3」と入力してEnter
- B2:B3を範囲選択 → 「¥」ボタンをクリック
- D2:D3を範囲選択 → 「¥」ボタンをクリック
確認:
- B2: ¥100, B3: ¥80
- D2: ¥5,000(100×50)
- D3: ¥2,400(80×30)
📝 Step 10 のまとめ
✅ このステップで学んだこと
- 表示形式は見た目を変えるだけで、実際の値は変わらない
- 通貨形式で金額を見やすく表示(¥1,234)
- パーセント形式は値を100倍して表示する(0.5 → 50%)
- 日付形式で日付を様々な形式で表示できる
- 桁区切りカンマで大きな数を読みやすく(1234567 → 1,234,567)
- 小数点の桁数を調整して必要な精度で表示できる
- ユーザー定義で郵便番号や電話番号などの独自形式も作成可能
- 適切な表示形式を使うことで、データが格段に見やすくなる
🎯 次のステップの予告
次のStep 11では、「列幅・行高の調整」を学びます。データに合わせてセルのサイズを調整する方法をマスターしましょう!
❓ よくある質問
Q1: パーセント形式にしたら「5000%」になってしまいました
「50」と入力してからパーセント形式にすると、5000%になります。パーセント形式は値を100倍して表示するため、50×100=5000%となります。正しくは「0.5」と入力してからパーセント形式にするか、先にセルをパーセント形式に設定してから「50」と入力してください。
Q2: 小数点以下を削除したのに、計算結果がおかしいです
表示形式は見た目だけで、実際の値は変わりません。「123.456」が「123」と表示されても、計算では「123.456」が使われます。値自体を変更したい場合は、ROUND関数を使って四捨五入する必要があります(STEP 38で学習します)。
Q3: 日付を入力したのに「#####」と表示されます
列幅が狭すぎます。列の境界線をダブルクリックして自動調整するか、ドラッグして広げてください。日付は意外と表示幅を取るため、デフォルトの列幅では入りきらないことがあります。
Q4: 通貨形式を適用したら、小数点以下が表示されなくなりました
通貨形式のデフォルトは小数点なしです。小数点以下を表示したい場合は、「小数点以下の表示桁数を増やす」ボタンを使うか、書式設定で「¥#,##0.00」のような形式を指定してください。
Q5: 「2024/1/15」と入力したのに「1月15日」と表示されます
セルに既に日付形式が設定されている可能性があります。Ctrl + 1 でセルの書式設定を開き、日付形式を「2024/1/15」のような年を含む形式に変更してください。または、表示形式を「標準」に戻してから再度入力することもできます。
Q6: 郵便番号「0001234」と入力したいのに「1234」になってしまいます
先頭のゼロは数値として入力すると消えてしまいます。2つの方法があります:
- 方法1:セルの書式設定で「ユーザー定義」→「0000000」と設定してから入力
- 方法2:「’0001234」のようにアポストロフィを付けて文字列として入力
郵便番号のように計算しない番号は、方法2の方が簡単です。
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