📋 このステップで学ぶこと
- SUM関数の基本的な使い方と構文
- 連続したセル範囲の合計
- 離れたセルの合計(カンマ区切り)
- オートSUM機能とショートカット
- 縦方向・横方向・2次元範囲の合計
- 累計計算など実務での活用テクニック
🎯 1. SUM関数とは
SUM関数の役割
SUM関数は、複数の数値を一度に合計してくれる関数です。スプレッドシートで最もよく使う関数で、これを覚えるだけで作業効率が大幅にアップします。
🔑 SUM関数を一言で言うと
「足し算を自動でやってくれる機能」です。
=A1+A2+A3+A4+A5 のように1つ1つ書く代わりに、
=SUM(A1:A5) と書くだけで同じ結果が得られます。
なぜSUM関数を使うのか?
「+」で1つずつ足していくのとSUM関数、どちらを使うべきでしょうか?
📝 +で書く場合 vs SUM関数(※横スクロールできます)
【比較:5つの数値を合計する場合】
■ +で書く場合:
=A1+A2+A3+A4+A5
■ SUM関数を使う場合:
=SUM(A1:A5)
【比較:100個の数値を合計する場合】
■ +で書く場合:
=A1+A2+A3+A4+A5+A6+A7+A8+A9+A10+A11+A12+A13+…+A100
→ 長すぎる!書くのも大変、間違えやすい
■ SUM関数を使う場合:
=SUM(A1:A100)
→ 短い!シンプル!間違えにくい!
✅ SUM関数のメリット
- 速い:100個でも1000個でも一瞬で合計
- 間違いが少ない:+を何十回も書く必要なし
- 見やすい:数式がシンプルで理解しやすい
- 修正が楽:範囲を変更するだけで対応可能
💡 豆知識
- SUMは「Sum(合計)」の略
- 大文字でも小文字でもOK(sum, Sum, SUM)
- 入力後は自動的に大文字に変換される
- Excel、Googleスプレッドシート共通で使える
📝 2. SUM関数の基本構文
基本の書き方
SUM関数の基本的な書き方を覚えましょう。
📌 SUM関数の構文
=SUM(範囲)
構成要素:
- =:数式の開始(必ず最初に付ける)
- SUM:関数名(合計を意味する)
- ( ):カッコで範囲を囲む
- 範囲:合計したいセルの範囲(例:A1:A5)
📝 範囲指定の書き方(※横スクロールできます)
【範囲の指定方法】
=SUM(A1:A5)
意味:A1からA5までの5つのセルを合計する
A1:A5 は以下の5つのセルを指す:
・A1
・A2
・A3
・A4
・A5
「:」(コロン)は「から〜まで」という意味!
実際にやってみよう
実際にSUM関数を使ってみましょう。以下の手順に従ってください。
📝 SUM関数を入力する手順(※横スクロールできます)
【準備:データを入力】
A列
+——+
1 | 10 |
+——+
2 | 20 |
+——+
3 | 30 |
+——+
4 | 40 |
+——+
5 | 50 |
+——+
6 | ここに合計を入れる |
+——+
【手順】
1. A1〜A5に上記の数字を入力
2. A6をクリック(合計を表示したいセル)
3. キーボードで =SUM(A1:A5) と入力
※ 半角英数で入力してください
4. Enterキーを押す
5. A6に「150」と表示される!
(10+20+30+40+50 = 150)
🎯 「:」(コロン)の意味を覚えよう
A1:A5 は「A1からA5まで」という意味です。
日本語に直すと「A1からA5までのセル全部」ということ。
この場合、A1, A2, A3, A4, A5の5つのセルが対象になります。
🖱️ 3. マウスで範囲を選択する方法
数式を手入力する代わりに、マウスで範囲を選択することもできます。こちらの方が直感的で間違いが少ないです。
マウスで範囲選択する手順
📝 マウス選択の手順(※横スクロールできます)
【マウスで範囲を選択する方法】
1. A6をクリック(合計を表示したいセル)
2. =SUM( と入力(カッコまで入力する)
※ この時点では =SUM( だけ
3. A1をクリックして、そのままA5までドラッグ
↓
自動的に =SUM(A1:A5 と入力される!
(選択した範囲が青くハイライトされる)
4. ) を入力して閉じカッコを付ける
または、そのままEnterを押す
(Enterで自動的にカッコが閉じる場合もある)
5. Enterキーを押す
結果:A6に「150」と表示される
✅ マウス選択のメリット
- セル番号を覚えていなくても、見ながら選択できる
- 範囲が色付きでハイライトされるので確認しやすい
- 大きな範囲を指定するときに特に便利
- セル番号の入力ミスを防げる
Shiftキーを使った範囲選択
ドラッグが苦手な場合は、Shiftキーを使う方法もあります。
📝 Shiftキーを使う方法(※横スクロールできます)
【Shiftキーで範囲選択】
1. A6をクリック
2. =SUM( と入力
3. A1をクリック
4. Shiftキーを押しながらA5をクリック
↓
A1:A5 が選択される
5. Enterを押す
結果:=SUM(A1:A5) が完成!
⚡ 4. オートSUM機能(超便利!)
SUM関数は非常によく使うので、ボタン1つまたはショートカットキーで素早く入力できる機能があります。これを「オートSUM」と呼びます。
方法1:ツールバーのΣ(シグマ)ボタン
📝 Σボタンを使う手順(※横スクロールできます)
【Σボタンの場所】
■ Excelの場合
「ホーム」タブ → 右端にある「Σ」(オートSUM)ボタン
または
「数式」タブ → 「オートSUM」ボタン
■ Googleスプレッドシートの場合
ツールバーの「Σ」ボタン
または
「挿入」メニュー → 「関数」→「SUM」
【使い方】
1. A6をクリック(合計を表示したいセル)
2. 「Σ」ボタンをクリック
3. 自動的に =SUM(A1:A5) が入力される!
(上にある数値データを自動検出)
4. 範囲が正しいことを確認
5. Enterを押す
結果:合計が表示される
方法2:ショートカットキー(最速!)
| 環境 |
ショートカット |
説明 |
| Excel(Windows) |
Alt + Shift + = |
または Alt + = |
| Excel(Mac) |
Command + Shift + T |
– |
| Googleスプレッドシート |
Ctrl + Alt + = |
または Alt + Shift + = |
📝 ショートカットの使い方(※横スクロールできます)
【手順】
1. A6をクリック(合計を表示したいセル)
2. Alt + Shift + = を押す(3つのキーを同時押し)
3. 自動的に =SUM(A1:A5) が入力される
4. 範囲を確認してEnterを押す
これだけ!マウスに手を伸ばす必要なし!
⚠️ オートSUMの注意点
オートSUMは
直前のデータ範囲を自動的に認識しますが、意図しない範囲が選ばれることもあります。
- 必ず確認:Enterを押す前に、選択された範囲が正しいか確認
- 間違っていたら:マウスで正しい範囲を選び直してからEnter
- 空白セルがあると:そこで範囲が途切れることがある
🔢 5. 横方向の合計
SUM関数は縦方向だけでなく、横方向の合計も同じように計算できます。
横方向の合計の例
📝 横方向の合計(※横スクロールできます)
【例:月別売上の横合計】
A列 B列 C列 D列 E列
+——–+——+——+——+——+
1 | | 1月 | 2月 | 3月 | 合計 |
+——–+——+——+——+——+
2 | 商品A | 100 | 150 | 200 | ? |
+——–+——+——+——+——+
E2に何を入れる?
答え:=SUM(B2:D2)
結果:450(100+150+200)
【ポイント】
B2:D2 は「B2からD2まで」=「B2, C2, D2」の3つのセル
横に並んでいても、範囲指定の方法は同じ!
複数行の合計を一度に計算
📝 数式のコピーで効率化(※横スクロールできます)
【複数行の合計】
A列 B列 C列 D列 E列
+——–+——+——+——+——+
1 | | 1月 | 2月 | 3月 | 合計 |
+——–+——+——+——+——+
2 | 商品A | 100 | 150 | 200 | =SUM(B2:D2) |
+——–+——+——+——+——+
3 | 商品B | 120 | 180 | 220 | ? |
+——–+——+——+——+——+
4 | 商品C | 110 | 170 | 210 | ? |
+——–+——+——+——+——+
【効率的な方法】
1. E2に =SUM(B2:D2) と入力
2. E2をコピー(Ctrl+C)
3. E3:E4を選択して貼り付け(Ctrl+V)
結果:
E2: 450 =SUM(B2:D2)
E3: 520 =SUM(B3:D3) ← 自動的に変わる!
E4: 490 =SUM(B4:D4) ← 自動的に変わる!
【なぜ自動的に変わる?】
Step 15で学んだ「相対参照」のおかげ!
数式をコピーすると、行番号が自動的に調整される
💡 オートフィルでもっと簡単に
E2セルの右下角にある小さな四角(フィルハンドル)を下にドラッグすると、数式を素早くコピーできます。Step 7で学んだオートフィル機能ですね!
🎯 6. 離れたセルの合計
連続していないセルも合計できます。その場合はカンマ(,)で区切ります。
カンマで個別指定
📝 離れたセルの合計方法(※横スクロールできます)
【カンマで個別に指定】
=SUM(A1, A3, A5)
意味:A1とA3とA5だけを合計する
(A2とA4は含まない)
【例】
A列
+——+
1 | 100 | ← 合計に含める
+——+
2 | 無視 | ← 含めない
+——+
3 | 200 | ← 合計に含める
+——+
4 | 無視 | ← 含めない
+——+
5 | 300 | ← 合計に含める
+——+
=SUM(A1, A3, A5)
結果:600(100+200+300)
範囲とカンマの組み合わせ
📝 複数の範囲を合計(※横スクロールできます)
【複数の範囲を組み合わせ】
=SUM(A1:A3, A5:A7)
意味:
・A1〜A3の範囲
・A5〜A7の範囲
この2つの範囲を合計
A4は含まれない
【実用例:四半期ごとの合計】
=SUM(B2:D2, F2:H2)
意味:
・B2〜D2(1月〜3月)
・F2〜H2(7月〜9月)
上半期と下半期前半を合計(E列を飛ばす)
🎯 コロン(:)とカンマ(,)の違い
- :(コロン):範囲を指定 →「A1からA5まで」
- ,(カンマ):個別に指定 →「A1とA3とA5」
覚え方:コロンは「から〜まで」、カンマは「と」
📊 7. 2次元の範囲の合計
縦横両方向に広がる2次元の範囲も、一度に合計できます。
表全体の合計
📝 2次元範囲の指定(※横スクロールできます)
【例:3×3の表全体を合計】
A列 B列 C列
+——+——+——+
1 | 10 | 20 | 30 |
+——+——+——+
2 | 40 | 50 | 60 |
+——+——+——+
3 | 70 | 80 | 90 |
+——+——+——+
=SUM(A1:C3)
意味:A1からC3までの長方形の範囲全体
(9つのセルすべて)
結果:450(10+20+30+40+50+60+70+80+90)
実用例:月別・商品別の売上集計
📝 実用的な表の集計(※横スクロールできます)
【売上表の集計】
A列 B列 C列 D列 E列
+——–+——+——+——+——+
1 | | 1月 | 2月 | 3月 | 商品計|
+——–+——+——+——+——+
2 | 商品A | 100 | 150 | 200 | ? |
+——–+——+——+——+——+
3 | 商品B | 120 | 180 | 220 | ? |
+——–+——+——+——+——+
4 | 月計 | ? | ? | ? | ? |
+——–+——+——+——+——+
【各セルの数式】
■ 商品ごとの合計(横方向):
E2: =SUM(B2:D2) → 450(商品Aの合計)
E3: =SUM(B3:D3) → 520(商品Bの合計)
■ 月ごとの合計(縦方向):
B4: =SUM(B2:B3) → 220(1月の合計)
C4: =SUM(C2:C3) → 330(2月の合計)
D4: =SUM(D2:D3) → 420(3月の合計)
■ 総合計(2次元):
E4: =SUM(B2:D3) → 970(全体の合計)
または
E4: =SUM(E2:E3) → 970(商品計の合計)
または
E4: =SUM(B4:D4) → 970(月計の合計)
※ どの方法でも同じ結果!
💡 8. 実務での活用例
例1:月次売上レポート
📝 売上の月間合計(※横スクロールできます)
【日別売上の月間合計】
A列 B列
+———-+——–+
1 | 日付 | 売上 |
+———-+——–+
2 | 1/1 | 1000 |
+———-+——–+
3 | 1/2 | 1500 |
+———-+——–+
4 | 1/3 | 2000 |
+———-+——–+
| … | … |
+———-+——–+
32 | 1/31 | 2200 |
+———-+——–+
33 | | |
+———-+——–+
34 | 月間合計 | =SUM(B2:B32) |
+———-+——–+
→ 1ヶ月分(31日分)の売上を一瞬で合計!
例2:経費精算書
📝 経費の合計と消費税計算(※横スクロールできます)
【経費精算】
A列 B列
+————+——–+
1 | 項目 | 金額 |
+————+——–+
2 | 交通費 | 3000 |
+————+——–+
3 | 宿泊費 | 10000 |
+————+——–+
4 | 食事代 | 2000 |
+————+——–+
5 | 雑費 | 1000 |
+————+——–+
6 | | |
+————+——–+
7 | 小計 | =SUM(B2:B5) | → 16000
+————+——–+
8 | 消費税(10%)| =B7*0.1 | → 1600
+————+——–+
9 | 合計 | =B7+B8 | → 17600
+————+——–+
SUM関数と他の計算を組み合わせて使える!
例3:成績表
📝 科目別合計点の計算(※横スクロールできます)
【テスト成績表】
A列 B列 C列 D列 E列 F列
+——–+——+——+——+——+——+
1 | 名前 | 国語 | 数学 | 英語 | 理科 | 合計 |
+——–+——+——+——+——+——+
2 | 田中 | 80 | 75 | 90 | 85 | =SUM(B2:E2) |
+——–+——+——+——+——+——+
3 | 佐藤 | 90 | 85 | 80 | 90 | =SUM(B3:E3) |
+——–+——+——+——+——+——+
4 | 鈴木 | 75 | 80 | 85 | 80 | =SUM(B4:E4) |
+——–+——+——+——+——+——+
結果:
F2: 330点
F3: 345点
F4: 320点
※ F2の数式をF3, F4にコピーすればOK
⚠️ 9. よくあるエラーと対処法
エラー一覧
| エラー |
原因 |
対処法 |
| #VALUE! |
範囲に文字列が含まれている |
文字列セルを除外するか数値に変更 |
| #REF! |
参照しているセルが削除された |
数式を修正して正しい範囲を指定 |
| #NAME? |
関数名のスペルミス |
SUM→正しく入力(SOMEではない) |
| 0になる |
空白セルだけを合計している |
正しい範囲を指定し直す |
⚠️ 範囲指定でよくある間違い
📝 正しい書き方(※横スクロールできます)
【❌ 間違った書き方】
=SUM(A1-A5) ← ハイフン(-)はダメ!
=SUM(A1.A5) ← ドット(.)はダメ!
=SUM(A1;A5) ← セミコロン(;)はダメ!
=SUM A1:A5 ← カッコがない!
=SUM(A1:A5 ← 閉じカッコがない!
【✅ 正しい書き方】
=SUM(A1:A5) ← コロン(:)で範囲指定
=SUM(A1,A3) ← カンマ(,)で個別指定
覚え方:
・範囲は「:」(コロン)
・個別は「,」(カンマ)
🎓 10. SUM関数の便利なテクニック
テクニック1:累計を計算する
絶対参照($)と組み合わせると、累計(running total)を計算できます。
📝 累計計算の方法(※横スクロールできます)
【累計の計算】
A列 B列
+——+——–+
1 | 売上 | 累計 |
+——+——–+
2 | 1000 | =SUM($A$2:A2) |
+——+——–+
3 | 1500 | =SUM($A$2:A3) |
+——+——–+
4 | 2000 | =SUM($A$2:A4) |
+——+——–+
5 | 1800 | =SUM($A$2:A5) |
+——+——–+
【結果】
B2: 1000 (1000まで)
B3: 2500 (1000+1500)
B4: 4500 (1000+1500+2000)
B5: 6300 (1000+1500+2000+1800)
【ポイント】
・$A$2 は固定(開始位置は常にA2)
・A2, A3, A4… は変わる(終了位置が下にズレる)
B2の数式をB3〜B5にコピーするだけでOK!
テクニック2:列全体・行全体を指定
📝 列全体の合計(※横スクロールできます)
【列全体・行全体の指定】
=SUM(A:A)
→ A列全体の合計(100万行以上でもOK)
=SUM(1:1)
→ 1行目全体の合計
【メリット】
・データが増えても自動的に含まれる
・範囲を毎回修正する必要がない
【注意!循環参照に気をつけて】
❌ A列に =SUM(A:A) を書くとエラー!
(自分自身を含むので無限ループになる)
✅ A列の合計は、B列など別の列に書く
📊 実用例:データが増えても自動対応
毎日データが追加される売上表で、=SUM(B:B) と書いておけば、新しいデータが追加されても自動的に合計に含まれます。範囲を毎回修正する手間が省けます!
📝 練習問題
練習 1
初級
A1〜A5の合計をA6に表示してください
A1: 10, A2: 20, A3: 30, A4: 40, A5: 50
解答:
A6に =SUM(A1:A5) と入力
結果: 150
別解: A6をクリック → Alt + Shift + = → Enter(オートSUM)
練習 2
初級
B1〜E1(横方向)の合計をF1に表示してください
B1: 100, C1: 200, D1: 300, E1: 400
解答:
F1に =SUM(B1:E1) と入力
結果: 1000
ポイント: 横方向も縦方向と同じ書き方でOK!
練習 3
中級
次の表の各行の合計をD列に表示してください
📝 表(※横スクロールできます)
A列 B列 C列 D列
1 10 20 30 ?
2 40 50 60 ?
3 70 80 90 ?
解答:
- D1に
=SUM(A1:C1) と入力 → 結果: 60
- D1の数式をD2、D3にコピー
結果:
- D1: 60 (=SUM(A1:C1))
- D2: 150(=SUM(A2:C2))← 自動的に変わる
- D3: 240(=SUM(A3:C3))← 自動的に変わる
練習 4
中級
離れたセル(A1, A3, A5)の合計をA7に表示してください
A1: 100, A2: (無視), A3: 200, A4: (無視), A5: 300
解答:
A7に =SUM(A1,A3,A5) と入力
結果: 600(100+200+300)
ポイント: カンマ(,)で区切ると、連続していないセルを個別に指定できます。A2とA4は含まれません。
練習 5
上級
次の売上表を完成させてください
📝 表(※横スクロールできます)
A列 B列 C列 D列 E列
1 1月 2月 3月 合計
2 商品A 100 150 200 ?
3 商品B 120 180 220 ?
4 合計 ? ? ? ?
E列(商品ごとの合計)と4行目(月ごとの合計)に適切な数式を入れてください
解答:
商品ごとの合計(E列):
- E2:
=SUM(B2:D2) → 450
- E3:
=SUM(B3:D3) → 520
月ごとの合計(4行目):
- B4:
=SUM(B2:B3) → 220
- C4:
=SUM(C2:C3) → 330
- D4:
=SUM(D2:D3) → 420
総合計(E4):
- E4:
=SUM(B2:D3) → 970
- または
=SUM(E2:E3) → 970
- または
=SUM(B4:D4) → 970
練習 6
上級
累計を計算してください
📝 表(※横スクロールできます)
A列 B列
1 売上 累計
2 1000 ?
3 1500 ?
4 2000 ?
5 1800 ?
B列に、その行までの累計(合計)を表示してください
解答:
- B2に
=SUM($A$2:A2) と入力
- B2の数式をB3〜B5にコピー
結果:
- B2: 1000 (=SUM($A$2:A2))
- B3: 2500 (=SUM($A$2:A3))
- B4: 4500 (=SUM($A$2:A4))
- B5: 6300 (=SUM($A$2:A5))
解説: $A$2(開始位置)は固定、A2の部分は変わる。これにより「常にA2から始まり、終わりだけが下にズレていく」範囲になります。
📝 Step 16 のまとめ
✅ このステップで学んだこと
- =SUM(範囲) で複数セルの合計を一度に計算
- A1:A5 はコロン(:)で「A1からA5まで」の範囲指定
- オートSUM(Alt+Shift+=)で素早く入力できる
- マウスドラッグで範囲を視覚的に選択できる
- カンマ(,)で離れたセルを個別指定できる
- 2次元の範囲(A1:C3など)も一度に合計できる
- 絶対参照と組み合わせて累計計算ができる
- =SUM(A:A) で列全体を指定できる(データ追加に自動対応)
🎯 次のステップへ
SUM関数をマスターしました!次のStep 17では、AVERAGE関数(平均)を学びます。SUM関数と同じように範囲を指定しますが、合計ではなく平均値を求めます。書き方はほぼ同じなので、すぐに覚えられますよ!
❓ よくある質問
Q1: SUMとsumは違いますか?
違いません。大文字・小文字どちらでもOKです。Excelやスプレッドシートは自動的に関数名を大文字に変換します。=sum(A1:A5)と入力しても、Enterを押すと=SUM(A1:A5)になります。
Q2: 空白セルは合計に含まれますか?
空白セルは0として扱われ、エラーにはなりません。例えばA1=10、A2=空白、A3=20の場合、=SUM(A1:A3)は30になります。空白は無視されて、数値だけが合計されます。
Q3: 範囲を間違えました。どう修正しますか?
セルをダブルクリック(またはF2キー)で編集モードにし、範囲を修正してください。数式バーで直接修正することもできます。また、範囲部分を選択してからマウスで選び直すこともできます。
Q4: 数式じゃなくて答えだけコピーしたいです
「値のみ貼り付け」を使ってください。セルをコピー(Ctrl+C)して、貼り付け先で右クリック→「値のみ貼り付け」を選択。Googleスプレッドシートでは Ctrl+Shift+V でも可能です。
Q5: オートSUMで違う範囲が選ばれます
オートSUMは自動判定なので、意図しない範囲が選ばれることがあります。範囲が表示されたら、Enterを押す前に必ず確認してください。間違っていれば、マウスで正しい範囲を選び直してからEnterを押しましょう。
Q6: 何千行もあるデータを合計したいです
SUM関数なら何千行でも何万行でも一瞬で合計できます。=SUM(A1:A10000)のように範囲を指定するか、=SUM(A:A)で列全体を指定することもできます。パフォーマンスの心配は不要です!
Q7: マイナスの数も合計できますか?
はい、できます。例えばA1=100、A2=-30、A3=50の場合、=SUM(A1:A3)は120(100-30+50)になります。収支計算や損益計算などで便利に使えます。
artnasekai
#artnasekai #学習メモ