STEP 16:SUM関数(合計)

➕ Step 16: SUM関数(合計)

最も基本的で重要な関数!データの合計を一瞬で計算

📋 このステップで学ぶこと

  • SUM関数の基本的な使い方と構文
  • 連続したセル範囲の合計
  • 離れたセルの合計(カンマ区切り)
  • オートSUM機能とショートカット
  • 縦方向・横方向・2次元範囲の合計
  • 累計計算など実務での活用テクニック

🎯 1. SUM関数とは

SUM関数の役割

SUM関数は、複数の数値を一度に合計してくれる関数です。スプレッドシートで最もよく使う関数で、これを覚えるだけで作業効率が大幅にアップします。

🔑 SUM関数を一言で言うと

足し算を自動でやってくれる機能」です。
=A1+A2+A3+A4+A5 のように1つ1つ書く代わりに、
=SUM(A1:A5) と書くだけで同じ結果が得られます。

なぜSUM関数を使うのか?

「+」で1つずつ足していくのとSUM関数、どちらを使うべきでしょうか?

📝 +で書く場合 vs SUM関数(※横スクロールできます)

【比較:5つの数値を合計する場合】 ■ +で書く場合: =A1+A2+A3+A4+A5 ■ SUM関数を使う場合: =SUM(A1:A5) 【比較:100個の数値を合計する場合】 ■ +で書く場合: =A1+A2+A3+A4+A5+A6+A7+A8+A9+A10+A11+A12+A13+…+A100 → 長すぎる!書くのも大変、間違えやすい ■ SUM関数を使う場合: =SUM(A1:A100) → 短い!シンプル!間違えにくい!
✅ SUM関数のメリット
  • 速い:100個でも1000個でも一瞬で合計
  • 間違いが少ない:+を何十回も書く必要なし
  • 見やすい:数式がシンプルで理解しやすい
  • 修正が楽:範囲を変更するだけで対応可能
💡 豆知識
  • SUMは「Sum(合計)」の略
  • 大文字でも小文字でもOK(sum, Sum, SUM)
  • 入力後は自動的に大文字に変換される
  • Excel、Googleスプレッドシート共通で使える

📝 2. SUM関数の基本構文

基本の書き方

SUM関数の基本的な書き方を覚えましょう。

📌 SUM関数の構文

=SUM(範囲)

構成要素:
  • =:数式の開始(必ず最初に付ける)
  • SUM:関数名(合計を意味する)
  • ( ):カッコで範囲を囲む
  • 範囲:合計したいセルの範囲(例:A1:A5)

📝 範囲指定の書き方(※横スクロールできます)

【範囲の指定方法】 =SUM(A1:A5) 意味:A1からA5までの5つのセルを合計する A1:A5 は以下の5つのセルを指す: ・A1 ・A2 ・A3 ・A4 ・A5 「:」(コロン)は「から〜まで」という意味!

実際にやってみよう

実際にSUM関数を使ってみましょう。以下の手順に従ってください。

📝 SUM関数を入力する手順(※横スクロールできます)

【準備:データを入力】 A列 +——+ 1 | 10 | +——+ 2 | 20 | +——+ 3 | 30 | +——+ 4 | 40 | +——+ 5 | 50 | +——+ 6 | ここに合計を入れる | +——+ 【手順】 1. A1〜A5に上記の数字を入力 2. A6をクリック(合計を表示したいセル) 3. キーボードで =SUM(A1:A5) と入力 ※ 半角英数で入力してください 4. Enterキーを押す 5. A6に「150」と表示される! (10+20+30+40+50 = 150)
🎯 「:」(コロン)の意味を覚えよう

A1:A5 は「A1からA5まで」という意味です。
日本語に直すと「A1からA5までのセル全部」ということ。
この場合、A1, A2, A3, A4, A5の5つのセルが対象になります。

🖱️ 3. マウスで範囲を選択する方法

数式を手入力する代わりに、マウスで範囲を選択することもできます。こちらの方が直感的で間違いが少ないです。

マウスで範囲選択する手順

📝 マウス選択の手順(※横スクロールできます)

【マウスで範囲を選択する方法】 1. A6をクリック(合計を表示したいセル) 2. =SUM( と入力(カッコまで入力する) ※ この時点では =SUM( だけ 3. A1をクリックして、そのままA5までドラッグ ↓ 自動的に =SUM(A1:A5 と入力される! (選択した範囲が青くハイライトされる) 4. ) を入力して閉じカッコを付ける または、そのままEnterを押す (Enterで自動的にカッコが閉じる場合もある) 5. Enterキーを押す 結果:A6に「150」と表示される
✅ マウス選択のメリット
  • セル番号を覚えていなくても、見ながら選択できる
  • 範囲が色付きでハイライトされるので確認しやすい
  • 大きな範囲を指定するときに特に便利
  • セル番号の入力ミスを防げる

Shiftキーを使った範囲選択

ドラッグが苦手な場合は、Shiftキーを使う方法もあります。

📝 Shiftキーを使う方法(※横スクロールできます)

【Shiftキーで範囲選択】 1. A6をクリック 2. =SUM( と入力 3. A1をクリック 4. Shiftキーを押しながらA5をクリック ↓ A1:A5 が選択される 5. Enterを押す 結果:=SUM(A1:A5) が完成!

⚡ 4. オートSUM機能(超便利!)

SUM関数は非常によく使うので、ボタン1つまたはショートカットキーで素早く入力できる機能があります。これを「オートSUM」と呼びます。

方法1:ツールバーのΣ(シグマ)ボタン

📝 Σボタンを使う手順(※横スクロールできます)

【Σボタンの場所】 ■ Excelの場合 「ホーム」タブ → 右端にある「Σ」(オートSUM)ボタン または 「数式」タブ → 「オートSUM」ボタン ■ Googleスプレッドシートの場合 ツールバーの「Σ」ボタン または 「挿入」メニュー → 「関数」→「SUM」 【使い方】 1. A6をクリック(合計を表示したいセル) 2. 「Σ」ボタンをクリック 3. 自動的に =SUM(A1:A5) が入力される! (上にある数値データを自動検出) 4. 範囲が正しいことを確認 5. Enterを押す 結果:合計が表示される

方法2:ショートカットキー(最速!)

環境 ショートカット 説明
Excel(Windows) Alt + Shift + = または Alt + =
Excel(Mac) Command + Shift + T
Googleスプレッドシート Ctrl + Alt + = または Alt + Shift + =

📝 ショートカットの使い方(※横スクロールできます)

【手順】 1. A6をクリック(合計を表示したいセル) 2. Alt + Shift + = を押す(3つのキーを同時押し) 3. 自動的に =SUM(A1:A5) が入力される 4. 範囲を確認してEnterを押す これだけ!マウスに手を伸ばす必要なし!
⚠️ オートSUMの注意点

オートSUMは直前のデータ範囲を自動的に認識しますが、意図しない範囲が選ばれることもあります。
  • 必ず確認:Enterを押す前に、選択された範囲が正しいか確認
  • 間違っていたら:マウスで正しい範囲を選び直してからEnter
  • 空白セルがあると:そこで範囲が途切れることがある

🔢 5. 横方向の合計

SUM関数は縦方向だけでなく、横方向の合計も同じように計算できます。

横方向の合計の例

📝 横方向の合計(※横スクロールできます)

【例:月別売上の横合計】 A列 B列 C列 D列 E列 +——–+——+——+——+——+ 1 | | 1月 | 2月 | 3月 | 合計 | +——–+——+——+——+——+ 2 | 商品A | 100 | 150 | 200 | ? | +——–+——+——+——+——+ E2に何を入れる? 答え:=SUM(B2:D2) 結果:450(100+150+200) 【ポイント】 B2:D2 は「B2からD2まで」=「B2, C2, D2」の3つのセル 横に並んでいても、範囲指定の方法は同じ!

複数行の合計を一度に計算

📝 数式のコピーで効率化(※横スクロールできます)

【複数行の合計】 A列 B列 C列 D列 E列 +——–+——+——+——+——+ 1 | | 1月 | 2月 | 3月 | 合計 | +——–+——+——+——+——+ 2 | 商品A | 100 | 150 | 200 | =SUM(B2:D2) | +——–+——+——+——+——+ 3 | 商品B | 120 | 180 | 220 | ? | +——–+——+——+——+——+ 4 | 商品C | 110 | 170 | 210 | ? | +——–+——+——+——+——+ 【効率的な方法】 1. E2に =SUM(B2:D2) と入力 2. E2をコピー(Ctrl+C) 3. E3:E4を選択して貼り付け(Ctrl+V) 結果: E2: 450 =SUM(B2:D2) E3: 520 =SUM(B3:D3) ← 自動的に変わる! E4: 490 =SUM(B4:D4) ← 自動的に変わる! 【なぜ自動的に変わる?】 Step 15で学んだ「相対参照」のおかげ! 数式をコピーすると、行番号が自動的に調整される
💡 オートフィルでもっと簡単に

E2セルの右下角にある小さな四角(フィルハンドル)を下にドラッグすると、数式を素早くコピーできます。Step 7で学んだオートフィル機能ですね!

🎯 6. 離れたセルの合計

連続していないセルも合計できます。その場合はカンマ(,)で区切ります。

カンマで個別指定

📝 離れたセルの合計方法(※横スクロールできます)

【カンマで個別に指定】 =SUM(A1, A3, A5) 意味:A1とA3とA5だけを合計する    (A2とA4は含まない) 【例】 A列 +——+ 1 | 100 | ← 合計に含める +——+ 2 | 無視 | ← 含めない +——+ 3 | 200 | ← 合計に含める +——+ 4 | 無視 | ← 含めない +——+ 5 | 300 | ← 合計に含める +——+ =SUM(A1, A3, A5) 結果:600(100+200+300)

範囲とカンマの組み合わせ

📝 複数の範囲を合計(※横スクロールできます)

【複数の範囲を組み合わせ】 =SUM(A1:A3, A5:A7) 意味: ・A1〜A3の範囲 ・A5〜A7の範囲 この2つの範囲を合計 A4は含まれない 【実用例:四半期ごとの合計】 =SUM(B2:D2, F2:H2) 意味: ・B2〜D2(1月〜3月) ・F2〜H2(7月〜9月) 上半期と下半期前半を合計(E列を飛ばす)
🎯 コロン(:)とカンマ(,)の違い
  • :(コロン):範囲を指定 →「A1からA5まで」
  • ,(カンマ):個別に指定 →「A1とA3とA5」
覚え方:コロンは「から〜まで」、カンマは「と」

📊 7. 2次元の範囲の合計

縦横両方向に広がる2次元の範囲も、一度に合計できます。

表全体の合計

📝 2次元範囲の指定(※横スクロールできます)

【例:3×3の表全体を合計】 A列 B列 C列 +——+——+——+ 1 | 10 | 20 | 30 | +——+——+——+ 2 | 40 | 50 | 60 | +——+——+——+ 3 | 70 | 80 | 90 | +——+——+——+ =SUM(A1:C3) 意味:A1からC3までの長方形の範囲全体    (9つのセルすべて) 結果:450(10+20+30+40+50+60+70+80+90)

実用例:月別・商品別の売上集計

📝 実用的な表の集計(※横スクロールできます)

【売上表の集計】 A列 B列 C列 D列 E列 +——–+——+——+——+——+ 1 | | 1月 | 2月 | 3月 | 商品計| +——–+——+——+——+——+ 2 | 商品A | 100 | 150 | 200 | ? | +——–+——+——+——+——+ 3 | 商品B | 120 | 180 | 220 | ? | +——–+——+——+——+——+ 4 | 月計 | ? | ? | ? | ? | +——–+——+——+——+——+ 【各セルの数式】 ■ 商品ごとの合計(横方向): E2: =SUM(B2:D2) → 450(商品Aの合計) E3: =SUM(B3:D3) → 520(商品Bの合計) ■ 月ごとの合計(縦方向): B4: =SUM(B2:B3) → 220(1月の合計) C4: =SUM(C2:C3) → 330(2月の合計) D4: =SUM(D2:D3) → 420(3月の合計) ■ 総合計(2次元): E4: =SUM(B2:D3) → 970(全体の合計) または E4: =SUM(E2:E3) → 970(商品計の合計) または E4: =SUM(B4:D4) → 970(月計の合計) ※ どの方法でも同じ結果!

💡 8. 実務での活用例

例1:月次売上レポート

📝 売上の月間合計(※横スクロールできます)

【日別売上の月間合計】 A列 B列 +———-+——–+ 1 | 日付 | 売上 | +———-+——–+ 2 | 1/1 | 1000 | +———-+——–+ 3 | 1/2 | 1500 | +———-+——–+ 4 | 1/3 | 2000 | +———-+——–+ | … | … | +———-+——–+ 32 | 1/31 | 2200 | +———-+——–+ 33 | | | +———-+——–+ 34 | 月間合計 | =SUM(B2:B32) | +———-+——–+ → 1ヶ月分(31日分)の売上を一瞬で合計!

例2:経費精算書

📝 経費の合計と消費税計算(※横スクロールできます)

【経費精算】 A列 B列 +————+——–+ 1 | 項目 | 金額 | +————+——–+ 2 | 交通費 | 3000 | +————+——–+ 3 | 宿泊費 | 10000 | +————+——–+ 4 | 食事代 | 2000 | +————+——–+ 5 | 雑費 | 1000 | +————+——–+ 6 | | | +————+——–+ 7 | 小計 | =SUM(B2:B5) | → 16000 +————+——–+ 8 | 消費税(10%)| =B7*0.1 | → 1600 +————+——–+ 9 | 合計 | =B7+B8 | → 17600 +————+——–+ SUM関数と他の計算を組み合わせて使える!

例3:成績表

📝 科目別合計点の計算(※横スクロールできます)

【テスト成績表】 A列 B列 C列 D列 E列 F列 +——–+——+——+——+——+——+ 1 | 名前 | 国語 | 数学 | 英語 | 理科 | 合計 | +——–+——+——+——+——+——+ 2 | 田中 | 80 | 75 | 90 | 85 | =SUM(B2:E2) | +——–+——+——+——+——+——+ 3 | 佐藤 | 90 | 85 | 80 | 90 | =SUM(B3:E3) | +——–+——+——+——+——+——+ 4 | 鈴木 | 75 | 80 | 85 | 80 | =SUM(B4:E4) | +——–+——+——+——+——+——+ 結果: F2: 330点 F3: 345点 F4: 320点 ※ F2の数式をF3, F4にコピーすればOK

⚠️ 9. よくあるエラーと対処法

エラー一覧

エラー 原因 対処法
#VALUE! 範囲に文字列が含まれている 文字列セルを除外するか数値に変更
#REF! 参照しているセルが削除された 数式を修正して正しい範囲を指定
#NAME? 関数名のスペルミス SUM→正しく入力(SOMEではない)
0になる 空白セルだけを合計している 正しい範囲を指定し直す
⚠️ 範囲指定でよくある間違い

📝 正しい書き方(※横スクロールできます)

【❌ 間違った書き方】 =SUM(A1-A5) ← ハイフン(-)はダメ! =SUM(A1.A5) ← ドット(.)はダメ! =SUM(A1;A5) ← セミコロン(;)はダメ! =SUM A1:A5 ← カッコがない! =SUM(A1:A5 ← 閉じカッコがない! 【✅ 正しい書き方】 =SUM(A1:A5) ← コロン(:)で範囲指定 =SUM(A1,A3) ← カンマ(,)で個別指定 覚え方: ・範囲は「:」(コロン) ・個別は「,」(カンマ)

🎓 10. SUM関数の便利なテクニック

テクニック1:累計を計算する

絶対参照($)と組み合わせると、累計(running total)を計算できます。

📝 累計計算の方法(※横スクロールできます)

【累計の計算】 A列 B列 +——+——–+ 1 | 売上 | 累計 | +——+——–+ 2 | 1000 | =SUM($A$2:A2) | +——+——–+ 3 | 1500 | =SUM($A$2:A3) | +——+——–+ 4 | 2000 | =SUM($A$2:A4) | +——+——–+ 5 | 1800 | =SUM($A$2:A5) | +——+——–+ 【結果】 B2: 1000 (1000まで) B3: 2500 (1000+1500) B4: 4500 (1000+1500+2000) B5: 6300 (1000+1500+2000+1800) 【ポイント】 ・$A$2 は固定(開始位置は常にA2) ・A2, A3, A4… は変わる(終了位置が下にズレる) B2の数式をB3〜B5にコピーするだけでOK!

テクニック2:列全体・行全体を指定

📝 列全体の合計(※横スクロールできます)

【列全体・行全体の指定】 =SUM(A:A) → A列全体の合計(100万行以上でもOK) =SUM(1:1) → 1行目全体の合計 【メリット】 ・データが増えても自動的に含まれる ・範囲を毎回修正する必要がない 【注意!循環参照に気をつけて】 ❌ A列に =SUM(A:A) を書くとエラー!   (自分自身を含むので無限ループになる) ✅ A列の合計は、B列など別の列に書く
📊 実用例:データが増えても自動対応

毎日データが追加される売上表で、=SUM(B:B) と書いておけば、新しいデータが追加されても自動的に合計に含まれます。範囲を毎回修正する手間が省けます!

📝 練習問題

練習 1
初級

A1〜A5の合計をA6に表示してください

A1: 10, A2: 20, A3: 30, A4: 40, A5: 50

解答:

A6に =SUM(A1:A5) と入力

結果: 150

別解: A6をクリック → Alt + Shift + = → Enter(オートSUM)

練習 2
初級

B1〜E1(横方向)の合計をF1に表示してください

B1: 100, C1: 200, D1: 300, E1: 400

解答:

F1に =SUM(B1:E1) と入力

結果: 1000

ポイント: 横方向も縦方向と同じ書き方でOK!

練習 3
中級

次の表の各行の合計をD列に表示してください

📝 表(※横スクロールできます)

A列 B列 C列 D列 1 10 20 30 ? 2 40 50 60 ? 3 70 80 90 ?

解答:

  1. D1に =SUM(A1:C1) と入力 → 結果: 60
  2. D1の数式をD2、D3にコピー

結果:

  • D1: 60 (=SUM(A1:C1))
  • D2: 150(=SUM(A2:C2))← 自動的に変わる
  • D3: 240(=SUM(A3:C3))← 自動的に変わる
練習 4
中級

離れたセル(A1, A3, A5)の合計をA7に表示してください

A1: 100, A2: (無視), A3: 200, A4: (無視), A5: 300

解答:

A7に =SUM(A1,A3,A5) と入力

結果: 600(100+200+300)

ポイント: カンマ(,)で区切ると、連続していないセルを個別に指定できます。A2とA4は含まれません。

練習 5
上級

次の売上表を完成させてください

📝 表(※横スクロールできます)

A列 B列 C列 D列 E列 1 1月 2月 3月 合計 2 商品A 100 150 200 ? 3 商品B 120 180 220 ? 4 合計 ? ? ? ?

E列(商品ごとの合計)と4行目(月ごとの合計)に適切な数式を入れてください

解答:

商品ごとの合計(E列):

  • E2: =SUM(B2:D2) → 450
  • E3: =SUM(B3:D3) → 520

月ごとの合計(4行目):

  • B4: =SUM(B2:B3) → 220
  • C4: =SUM(C2:C3) → 330
  • D4: =SUM(D2:D3) → 420

総合計(E4):

  • E4: =SUM(B2:D3) → 970
  • または =SUM(E2:E3) → 970
  • または =SUM(B4:D4) → 970
練習 6
上級

累計を計算してください

📝 表(※横スクロールできます)

A列 B列 1 売上 累計 2 1000 ? 3 1500 ? 4 2000 ? 5 1800 ?

B列に、その行までの累計(合計)を表示してください

解答:

  1. B2に =SUM($A$2:A2) と入力
  2. B2の数式をB3〜B5にコピー

結果:

  • B2: 1000 (=SUM($A$2:A2))
  • B3: 2500 (=SUM($A$2:A3))
  • B4: 4500 (=SUM($A$2:A4))
  • B5: 6300 (=SUM($A$2:A5))

解説: $A$2(開始位置)は固定、A2の部分は変わる。これにより「常にA2から始まり、終わりだけが下にズレていく」範囲になります。

📝 Step 16 のまとめ

✅ このステップで学んだこと
  • =SUM(範囲) で複数セルの合計を一度に計算
  • A1:A5 はコロン(:)で「A1からA5まで」の範囲指定
  • オートSUM(Alt+Shift+=)で素早く入力できる
  • マウスドラッグで範囲を視覚的に選択できる
  • カンマ(,)で離れたセルを個別指定できる
  • 2次元の範囲(A1:C3など)も一度に合計できる
  • 絶対参照と組み合わせて累計計算ができる
  • =SUM(A:A) で列全体を指定できる(データ追加に自動対応)
🎯 次のステップへ

SUM関数をマスターしました!次のStep 17では、AVERAGE関数(平均)を学びます。SUM関数と同じように範囲を指定しますが、合計ではなく平均値を求めます。書き方はほぼ同じなので、すぐに覚えられますよ!

❓ よくある質問

Q1: SUMとsumは違いますか?
違いません。大文字・小文字どちらでもOKです。Excelやスプレッドシートは自動的に関数名を大文字に変換します。=sum(A1:A5)と入力しても、Enterを押すと=SUM(A1:A5)になります。
Q2: 空白セルは合計に含まれますか?
空白セルは0として扱われ、エラーにはなりません。例えばA1=10、A2=空白、A3=20の場合、=SUM(A1:A3)は30になります。空白は無視されて、数値だけが合計されます。
Q3: 範囲を間違えました。どう修正しますか?
セルをダブルクリック(またはF2キー)で編集モードにし、範囲を修正してください。数式バーで直接修正することもできます。また、範囲部分を選択してからマウスで選び直すこともできます。
Q4: 数式じゃなくて答えだけコピーしたいです
「値のみ貼り付け」を使ってください。セルをコピー(Ctrl+C)して、貼り付け先で右クリック→「値のみ貼り付け」を選択。Googleスプレッドシートでは Ctrl+Shift+V でも可能です。
Q5: オートSUMで違う範囲が選ばれます
オートSUMは自動判定なので、意図しない範囲が選ばれることがあります。範囲が表示されたら、Enterを押す前に必ず確認してください。間違っていれば、マウスで正しい範囲を選び直してからEnterを押しましょう。
Q6: 何千行もあるデータを合計したいです
SUM関数なら何千行でも何万行でも一瞬で合計できます。=SUM(A1:A10000)のように範囲を指定するか、=SUM(A:A)で列全体を指定することもできます。パフォーマンスの心配は不要です!
Q7: マイナスの数も合計できますか?
はい、できます。例えばA1=100、A2=-30、A3=50の場合、=SUM(A1:A3)は120(100-30+50)になります。収支計算や損益計算などで便利に使えます。
📝

学習メモ

Excel・Googleスプレッドシート完全マスター - Step 16

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